みなさん、GWはいかがすごされましたでしょうか
本当ならFF14三昧の予定だったんですが、まったくそんな気配もなく、前半はクソゲー掴んでorzして、後半は友達から「ニーア・レプリカント」を借りてやっていました
今日はその「ニーア・レプリカント」のレビューをしたいと思います
■基本情報
・発売日:2010.4.22
・ジャンル:アクションRPG
・価格:廉価版が出ているので、新品で4000円弱
■レビュー
①システム
・スピード感があり、適度な難易度のアクション戦闘は○
・物語性や人物像が確立されている感があるサブクエストは○
・周回プレイ前提は難があるが、世界観にマッチしているので○
・唐突感が強く、ひたすら凄惨な文章を読ませるだけのノベルは×
・著しく難易度が低く、作業感だけが突出しているパズルは×
②ストーリー
・違和感とご都合主義に溢れたストーリーだが、その理由は周回すれば分かる。嫌悪感が出る前に周回できる短さはある意味○
・すべての要素を回収し切れていない感じはするが、話の底辺は統一されているのは○
・いくらなんでも主人公がNOUKINすぎるのは×
・2週目以降のお涙頂戴は与太話すぎて底が見えるから×
③グラフィック
・それなりに綺麗だし、世界観をよくあらわしているので○
・視点に難があることもあるが、全体的に目が痛くならない表現なので○
・魔法弾は見やすいが世界観とマッチしていない(手抜き感がある)ので×
・コスチューム変化が武器以外は有料DLCのみなのは×
④音楽
・美しく儚い曲&歌がよいので○
・全体的に淡い音楽が続き、メリハリがないのは×
■総評
良いところと悪いところが半々くらいの評価になっていますが、全体的には良いといえます。
私はアクション苦手ですし3D酔いもする方ですが、割と普通にやれています。マップ広いですが歩くのも早いので気にならないですし、サブクエストも多いですがストーリーがそれなりにしっかりしているので、飽きることはありませんでした。
サブクエストを無視すれば数時間のボリュームです。しかも周回するときは1からリスタートではなく、ストーリー途中からのリスタート(&強さ等すべて引き継ぎ)になりますので普段は周回なんてしない私でも普通にやれています。
全体的に暗い話なので暗い話が嫌いな人にはオススメできませんが「それなりに楽しめるだろう」ぐらいの感覚でプレイしてもらえれば、期待に答えられる作品だと思います。
■以下は「ノベル」に関する批評、というか考察?です
[長いので読む必要はありませんが、書いちゃったので載せておきます]
ノベルは明らかにマイナスだった。凄惨な文字列が続くだけで面白くもなければ怖くもない。ただただプレイヤーを陰鬱な気持ちにさせるだけで、それで世界観をより理解できるとか、ゲーム全般をより楽しめるようになるとかそういう効果が感じられなかった。
確かにRPGの中にノベルという"異物"を持ち込むことは斬新にも思えるし、試みとしてはよかったと思う。しかし、テンポよく進むアクションRPGの流れを止めてしまうことの悪さや、凄惨な内容を文章によって表現することによるプレイヤー心理への影響を考慮したとき、それでもあえてノベル形式をぶち込むからには相応の内容である必要があったと思う。
一方で、このゲームにはノベルの内容を真実を語るような重大なものにできない事情もあった。
このゲームのシナリオの基本は「世界の裏設定をそれとなく匂わせること」であると思う。プレイヤーに対して懇切丁寧に「この世界はこうだから、ここがこうなっている」みたいなことを説明してやる気はなく、一部を除いて、「何か変だと匂わせる」ことにとどめてプレイヤーに推測させる余地を残している。
この考え方自体は否定しない。むしろ表現方法の一つとして好意的に捉えることができる。
だが、この考え方でいくと、ゲーム中に散らばっている一つ一つのシナリオの真実に対する濃度は絶対的に低くなる上、時系列もバラバラになるため、プレイヤーにとっては一つ一つはどうでもいい話か、よく分からない話になりやすい。
当然、せっかく芯をずらして匂わせようとしても「どうでもいい」と無視されては意味がないのだから、真実を小出しにしたりテンポを良くして何度も見させるなどの工夫をする必要があるが、ノベル形式はすこぶるテンポが悪いため繰り返し読むのは面倒になる。
かといって前述のとおり重大な内容にもできなかったため、結果「唐突感が強く、ひたすら凄惨な文章を読ませるだけ」になってしまっている。
つまり、このゲームの体質にこのノベルは全く合っていないのだ。
私自身もそういう嫌いがあるため気をつけたいところだが、文章は書いた本人では校正できないことがよくある。
これは人間の特性といってもいいだろう。そもそも人間は単語の最初の一文字と最後の一文字だけあってれば間の順序があべこべでも普通に読めてしまう生き物であり、もともと一言一句目を凝らして文章など読んでいないのだから、書いた本人は尚更ナナメ読みして把握しがちで、文の長短なんて気にならなくてもおかしくない。
<寄り道:こんな文でも読める>
「こんちには みさなん おんげき ですか?」
↓
「こんにちは みなさん おげんき ですか?」
↓こういう変な文を作れるページがある↓
私だって「このゲームにこのノベルはあっていない」というだけのことで、これだけぐたぐだ書けるのだから尚更仕方ないとしか言いようがないw
ただ、その話とゲームの一要素として面白いといえるかどうかとは話が別だ。昨今のスクエニの作品には野心的に新要素が盛り込まれたりするケースが多いが、その一方でユーザーとの感覚に開きが出ているように感じることも少なくない。
私のように趣味でだらだら文を書いているのなら「本人には分からない」でもいいが、商売でやっているならそうもいかないと思うんだけどなぁ・・・
・・・あ、いや、今度からブログは簡潔に書けるように努力しますw
でわでわ





