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<富士山時計>「時の記念日」に浜松の社長製作 世界遺産勧告「よかった」

 ◇今年は「富士山時計」

 「時の記念日」(6月10日)に合わせて毎年、その年の出来事を題材に時計を製作している浜松市北区初生(はつおい)町の会社社長、黒田清孝さん(67)が、今年は世界文化遺産登録間近の富士山を題材に「富士山時計」を製作した。日の出日の入りなどの仕掛けもあるユニーク時計だ。

 黒田さんは大のアンティーク好きで、四半世紀以上前から、古時計や蓄音機などのコレクションをしてきた。もともと機械いじりが好きで、趣味が高じて20年近く前からは手作りの「からくり時計」を作るようになった。

 最近は、その年の出来事を題材にすることが多く、09年モザイカルチャー(浜名湖立体花博)▽10年サッカーワールドカップ(W杯)▽11年浜松市制100周年▽12年ロンドン五輪--などの時計を作り続けてきた。

 今年は世界文化遺産への登録が取りざたされた富士山にスポットをあて昨年暮れから構想を練って3月に製作を開始。富士山の世界文化遺産への登録勧告があったのは製作途中で黒田さんは今「選んで良かった」と喜ぶ。

 県旗がなびく山頂を白、山肌を青で彩った新作は、表がベニヤ板製の縦55センチ横70センチ。動力はゼンマイで「1カ月は動きます」と黒田さん。半世紀近く前の時計の機械を使い、文字盤も手作り。自慢の「からくり」部分は▽午前6時に山頂付近から日が昇り午後5時に沈む▽午後6時に月が出て翌朝5時に沈む▽振り子は逆さ富士の形--などの工夫を凝らした。時計は24時間で一回りするが「太陽や月は12時間に1回見せるように、計算しながらベルトなどの部品を調節するのが難しかった」という。

 近くの小学校の児童に他のコレクションともども公開するのが恒例で、今年は7月に100人余が訪れる予定。ユニーク時計作りは「これからも続けたい」と話している。【沢田均】

 ◇黒田さん収集の掛け時計展開催 来月15日まで浜松市博物館

 黒田さんが集めた掛け時計の一部約100点を公開する「市民コレクター展 掛け時計と変わり時計」が7月15日まで浜松市博物館(同市中区蜆塚)で開かれている。今月15日午後2時から黒田さんによる資料解説や時計の音色聞き比べなどのギャラリートークが予定されている。
(この記事は毎日新聞から引用させて頂きました)