ほんの年前、テレビは、三種の神器に数えられ、観音扉の木の箱に入り、チャンネルは、家長である父親がうやうやしく回し、家族全員はもちろん、近所中が集まり正座をして拝謁した。3Cと言われた、カラーテレビ、カー、クーラーに至っては、あくまでも夢の領域であった。今はといえば、一部の地域を除いて、アナログ放送はその役目を終え、テレビは、ワンセグで、手のひらサイズで持ち歩き、電車でも風呂でも見られるようになった。技術の進歩と言えばそれまでだけど。今、産まれた子供は、テレビは携帯で見るものという常識が形成される。
