先月末に突然脳梗塞で倒れた父親の告別式も終わり少しほっとしています。
お葬式の準備で忙しかったので悲しむ余裕もなくしてしまっています。
実家では父親、母親、弟が暮らしていましたが、現在は母親と弟だけです。
母親1人ではこれから大変だですが、弟がいるので少し安心しています。
現在暮らしているところから1時間30分で実家にいけるので、何かあればすぐに駆けつけることができる距離です。
役所から世帯主変更届のおしらせもあり、区役所にいくことが必要になったので会社を休んで母親を連れていくことにしました。
区役所窓口で親切に教えてもらえたので、すぐに受付場所はわかりました。
対応してくれた人は若い女性で新人のようでした。説明してくれますがたどたどしいところもあり、少し微笑ましかったです。
父親が亡くなったことを伝えると、悲しそうな表情をしたので、役所のひとにしては珍しい対応でした。
今まではどちらかというと義務的な対応が多かったからです。
母親が名札をみて自分と読み方が一緒だと言っています。
もともと陽気な性格で父親が亡くなっても老老介護する必要がなくなったといっている状態です。本心はわかりませんがあまり悲しんでいる感じはしません。
応対してくれる女性の名前の由来まで聞いているのでどうかと思っていましたが、父親がこういう理由でつけたことをしゃべっていたので驚きました。
さらに健康保険の提出をもとめられ、後期高齢者保健を母親がみせると、若く見えたので健康保険をもっていると勘違いしたといっていました。
この発言に母親が気をよくしたのか、最近病院で骨密度の検査をしたら40代と診断されたとか急にどうでもよいことを話し始めました。
幸い窓口は複数あったので他に待っている人も少ない時間帯だったこともあり、15分ほど会話していました。
半分あきれてみていましたが、人と話すことで悲しみも薄らぐように思ったのでだまってみていました。
無事に世帯主も変更できたので、安心しました。
