文章
そもそもの話、優先される事を期待している事が間違っているのだ。
それは、全く不確かな、曖昧な人間達の、意識を持った生物故の、卑しい思考なのである。
無条件に閉じ込められた箱の中に人間が居る。何ひとつ不思議は無いようにも感じるが、並んで見れば揺れる。人間達の羅列。動き出せば、また揺れる。
怪奇な事でも無いが、これは既に常軌を逸する事なのかもしれない。万有引力とは、意味を履き違えて生まれてきた言葉なのだろう、か。
変わる景色が美しく感じる。
目の前の老婆の品の良い仕草に魅とれていたら、機械達の不協和音に踊り、扉が開く。
先程まで共に
少しのため息と
少しの嘲笑と
少しの疲労と
少しの幸福と
少しの不安と
少しの、期待を
乾杯していた人間達が一同に動き出す。
扉を抜けて、人間はまた、各々の、箱に入るのだろう。
不思議でも無く、怪奇な事実でも無く、滑稽なのだ。
電車の中で書いた。電車ってすごいなぁ。
久しぶりに文章を書いてみたら劣化を感じたので練習練習。


