7月に石垣島を訪れた際、ホテルのメモパッドに何やら文章を書いていたりーちゃん。その後、りーちゃんの文章を見る機会はなかったのだが、このたび、連絡帳に書いてあるのを発見した。↓のとおりである。



なんと、ちゃんとした活動報告の文章になっているではないか。おそらく先生のご指導の賜物と思われる。ここまで書けるようにご指導いただいて、感謝の言葉もありません。いつも本当にありがとうございます。

 

①については、りーちゃんが通う支援学校には屋内プールがあって、体育での水泳は一年中可能である。それでもやはり夏の間が多いかと思う。

 

そして②は説明が必要だろう。美術で絵の具を使って、「花火をやった」とあるが、恐らく花火の絵を描いたのだろうと思われる。それを再現したのが①と②の間に描かれた絵なのだろう。

 

さらに一番下にある単語たち。「はこ」と「すーふ」は詳細不明だが、「こおり」と「かるぴす」は想像がつく。りーちゃんは最近の家庭科の授業で、カルピスを使ってシャーベットを作ったのだ。事前からとても楽しみにしていて、なぜか本人は「みっくすじゅーす」を使って作るものだと思い込んでいて、「カルピスだよ」と訂正されると、「みっくすじゅーす!!」と怒っていた。しかし授業を済ませて帰宅すると「かるぴす あいす おいしかったね」などと話していたのである。

 

加えて、日付と曜日が書いてあったり、①、②と番号がふってあるのも、マミとダディを感激させた。こうした概念を理解できているとは思っていなかったからだ。もちろん、現段階でちゃんと理解しているかどうかはわからないが、今後の理解の一助になるとは思う。りーちゃんはこれまで、曜日やカレンダーの感覚がほとんどなかったので、近い将来の予定などを話すときに、少し難しさも感じていたのだが、今後は理解してくれるかもしれない。

 

それにしても、「すーふ」が惜しかった(スープだと思われる)以外は、完璧に平仮名を駆使していた今回のページ。とてもよく書けていたので、マミとダディは手放しでりーちゃんを褒めちぎったのである。

 

ちょっと文字が書けるようになっただけでも親たちが喜んでいたのは、ついこの前のことのように思う。そのりーちゃんが、文章を書けるようになるとは。そして、曜日やカレンダーの訓練まで。やはり学校の先生の指導力って、すごいのですなぁ。