このブログではこれまでにもりーちゃんのバトルの数々をご紹介してきた。

 

朝、りーちゃんを起こすときのダディとのバトルや服を選ぶときのりーちゃんvs両親のバトルなどだ。りーちゃんの体格が成長し、パワーがついてくるのにつれて、これらバトルは日々、激しさを増している。その一方で、親の側も学習し、りーちゃんに服を選ばせるなどしてバトルを避ける工夫も見られるようになった。

 

実は我が家では、これら以外にもバトルが勃発している。ちょうど今朝行われていたのは、マミvsプラレールである。

 

少し前のブログでもご紹介したが、最近のりーちゃんはプラレールの遊び方が進化している。ただの丸い状態ではなく、分岐したり立体を作ったり曲がりくねったり、その進歩と創造力には驚かされている。ただ、それだけの線路を作れるということは、プラレールが我が家の居間全体に広がっていることを意味する。

 

狭い我が家の狭い居間で、りーちゃん's ワールド プラレールバージョンは、とてつもなく邪魔でもある。前の日の夜にこれが繰り広げられると、りーちゃんも両親も片付けないまま放置され、朝の忙しい時間帯にプラレールをよけながらタイトな動線で一層バタバタすることになるのだ。

 

今朝はマミも早めに家を出発しなければならず、何度も往復しているうちにこのトラップにたびたび捕まった。経験者ならご存じだと思うが、プラレールの線路をうっかり踏んでしまうと結構痛い。妙な突起が出ている部品や列車そのものを踏んでしまった場合はさらに激痛で、踏まれたほうも壊れたりして二重にショックである。

 

マミはトラップにはまるたびに「痛い!」「いったいなぁ!」などと叫び声をあげ、しまいには「あーもう、イライラする!」と怒声をあげていた。仕方なく、身支度を一足早く終えていたダディが、ササッと線路たちを片付け、それ以上マミの怒声が響くことはなかった。

 

うん、まあ、あらかじめ前の日の夜などに片付けておけば良かったんだけどね…。

 

りーちゃんが楽しく遊んだおもちゃなので、りーちゃんに片付けてもらいたい。時間があるときならりーちゃんにそのように促し、マミかダディが手伝うのだが、そうそううまく行かないこともある。いや、むしろ諸事情によりうまく行かないことの方が多い。

 

ところで今朝のりーちゃんは、プラレールのお片付けこそ知らん顔だったが、着替える服を出して歯を磨いて顔も洗って、身支度はなかなか順調だった。もしかしたら、プラレールでマミに痛い思いをさせてダディに片付けさせたので、その見返りなのかもしれない、とも思うが、全然関係ないのかもしれない。

 

子どもの教育というのも、なかなか理想どおりにはいかないものですなぁ。