世の中にはクレジットカードが作れない人がいる。
収入が不安定な人がその代表例だ。
その一点を聴いて
一体(年齢は)いくつなんだ...
情けない
とクレジットカードを作れない人を低く見る人がいる。
しかし私はそのような人を愚かしい人だと感じる。
なぜならその人(クレカを持てる人)がクレジットカードを作れるのは
その人に信頼があるからではなく
その人が会社という信頼のある組織に属しているからに他ならないからだ
要はその人が会社という組織からつまはじきにされた途端
クレジットカードは作れないことになるからだ。
要はその人に能力や信頼があるからではなく
その人の属性に信頼を置いているからでしかない。
定年後放り出された途端その人の信頼は銀行の預金しかなくなるというわけだ。
ところが自分で商売をしている人は裸一貫自ら立ち上がる
そしてそこで信頼を積み上げていくわけだ。
ということは何に属さずとも信用会社はその人を信頼するということになる。
当然何らかの組織化された仕組みは必要だろうとは思うが...
組織に属しているのに利用できないサービスもあります。
例えばパイロットやキャビンアテンダント
今や風前の灯火の産業ですが
それまでは花形といわれていたサービス業のこの職種
保険加入に一定の制約があります。
危険職種という定義だそうです。
このように人はその属性でできることできないことがあるのです。
それを一括りにして貶すことは
恥をさらすことに他なりません。