「30年ぶり」住民、不安な一夜…三重
毎日新聞 8月9日(土)21時48分配信
<台風11号>避難「30年ぶり」住民、不安な一夜…三重
氾濫警戒水位を超え、塔世橋の下部につくほど増水した安濃川=津市愛宕町で2014年8月9日午後7時55分、大竹禎之撮影
台風11号の影響で三重県では9日、北中部を中心に猛烈な雨に襲われ、東海地方で初となる大雨特別警報が発令された同日夕には四日市市や鈴鹿市の全域、津市、亀山市の一部などで、県人口の3割に当たる合計約57万人に避難指示が出され、住民らは近くの小学校などに避難し、不安な一夜を過ごした【岡正勝、井口慎太郎、谷口拓未】
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津市では朝から断続的に強い雨が降り続き、市南部を流れる雲出川などの水位が上昇、氾濫の恐れがあるとして、約4万人に避難指示が出された津市災害対策本部によると、午後10時現在、22棟で床下浸水した
避難場所の一つ、津市立香海中(津市香良洲町)では午後2時半ごろから住民が避難し始め、同7時ごろには約130人になった住民らは防災倉庫に備蓄されていた毛布や飲料水を受け取り、スマートフォンで最新の情報を収集したり、おにぎりで腹ごしらえをしたりしていた
母親(83)ら家族3人で避難した同町の前田恵都子さん(60)は「特にお年寄りが不安になっているので、配慮していきたい」と話した同町は約30年前にも付近の川があふれかけたことがあるといい、「とても心配」と語った
さいたま市の会社員、奥田秩之(としゆき)さん(38)は、妻(36)の実家に帰省中で、6歳と1歳の子ども2人も連れて同4時ごろに避難した秩之さんは「まさかこんなことになるなんて」と驚いていた
空調設備のない避難所は蒸し暑さに包まれ、うちわでしのぐ人も同町の奥田かね子さん(71)は「ずっと地元に住んでいるが、この場所に避難するのは30年ぶりなるべく早く帰りたい」と不安げに話したまたアルバイトを早めに切り上げてひとつ言わなかった私自身、そんな彼の人間性に魅力を感じていたこともあります
―では親方である「彼」を取り巻く若い衆はどんなふうでしたか?
岡 初めて会ったときはみんなEXILEみたいでチャラい感じだと思いました彼らの多くは、震災直後から1Fの放射性廃棄物を処理するための集中環境施設の3階で復旧作業に当たっていました
集中環境施設は高線量地帯でトイレもなく、同じ施設の2階では熱中症で命を落とした作業員もいました彼らは、そんな過酷な現場へ覚悟を決めて入ったわけです取材した作業員のなかには原発に向かうバスの車中で遺書を書いていた若者もいます
また、原発内で11年間働き続けている33歳の作業員は、「自分がずっと受け持ってた場所があって、そこが事故で壊れているから自分の手で直したい」と言いました彼らは彼らなりに使命感を持ちながら命を張っていたわけです
とはいえ、彼らは20代から30代原発構内に住み着いた野良犬と休憩時間に遊んだりもする若者らしいところもありました作業が休みの日にタトゥーショップで入れ墨を入れる作業員もいたし、ある晩、一緒に食事に行った焼き肉店では、当時、死亡者5人を出す食中毒事件の影響で提供が自粛されていた生ユッケを、「ユッケが怖くて原発で働けるか!」などと言いながらひとりで3人前を平らげちゃう作業員もいました野良犬も入れ墨もユッケも被災地の外から見れば想像もつかないようなことかもしれませんが、彼らにとっては大事な息抜きだったのだと思います
―最近では、漫画『美味(おい)しんぼ』の“鼻血論争”が勃発しました原発内で長く働き続けている作業員の身に異変はありましたか?
岡 本書では触れませんでしたが、今考えると彼らのなかには鼻血を出していた人も確かにいました科学的根拠はわかりませんが、「放射能で鼻血は出ない」とは言い切れないと思います
―本を読んでいるときにも感じたのですが、現地の人のことを語る岡さんの言葉は心に刺さります取材対象者ではなく、当事者として仲間のことを話しているかのような……
岡 確かに、取材記者としての一線を越えてしまった部分はあると思います町会議員だった「彼」のお父さんが国政選挙に出馬した際は選挙活動を手伝いましたし、ニートの避難したという同町の短大生、横田紗季さん(19)も「こんなことは初めて」と天候の回復を祈っていた津市災害対策本部によると、午後10時現在、22棟で床下浸水したシャネル Chanel シリコン津市災害対策本部によると、午後10時現在、22棟で床下浸水したシャネルレザーケース津市災害対策本部によると、午後10時現在、22棟で床下浸水したケース 人気