日本では認められていない安楽死。


先日、義母の叔父さんの癌が再発し、

もうこれ以上の治療を望まない、とご本人が決め、

安楽死を望んだ。


叔父さんはスイスに住んでて、

最後に皆んなに会いたいからと、

さよならパーティのようなものを開催。

義母は

オランダから車でスイスへ行き、

素敵な時間を過ごせた、と報告してくれた。



会うのはこれが最後だと

わかって会うのはどんな複雑な心境なんだろうか。



日本人の私は、安楽死を選んだ人に最後のお別れをしたこともなければ、身近にそういった話も聞いたことがなく、考えたこともなかった。


(ペットについては、過去に義母の飼ってた猫が安楽死を選択し、自分も猫を飼っているため深く考えたことがある)


本当の意味で理解できていないかもしれないが、

自分の人生の最後を自分で選択する権利、

苦しみや、痛みを感じながら死ぬより

自分らしく自分のタイミングで終わりを迎える


難しい問題もあるが、

私自身の選択であれば賛成である。


それが、もし私の大切な人の選択であったら、

私は心から納得できるだろうか





そんな叔父さんは、

一昨日の金曜日に安楽死した、と

叔父さんの奥さんから連絡があったそう。



自分の夫が安楽死を選び、

その時までの時間をどのように過ごしたのだろうか、


残された側も、

突然より、準備できる期間があったほうが

気持ちの整理ができるのだろうか


当事者じゃないから想像でしかないが、


自分の大切な人が安楽死の選択をしたら、

私はきっと、そんな事言わないで、

と言ってしまいそうだ。