昨日も柔術の稽古へ。
まだ書いていなかったけれど、
自分は歴3年半程の、青帯。
ブラジリアン柔術は、白帯から始まり、青帯、紫帯、茶帯、黒帯のランクがあり、
まだ下から2番目です。
とはいえ、
紫帯から自分のクラスを持つことができるので、
空手を始めとする他の武道の色帯と少々異なります。
何がw?
・・・・。
ブラジリアン柔術は、この前置きが最も煩わしい(汗)
自分はそれなりに強くて、下から2番目だけれど馬鹿にしないでね・・・、
そう言いたくて仕方がないという
負い目があったりする感じw
早く黒帯になればいいんだけれど、
正直いって、感覚的には億人になるより難しい。
昨日はテクニックの練習後にスパーリングを3本。
同世代の先輩(青帯)と、
就活を始めたばかりの20代2人が相手(青帯1、白帯1)。
同世代とのスパーリングに悩みは無いw
お互いのテクニックを確認しながら、
ケガをしないよう、
ガチスパーにはならないし、
テクニックの確認には一番良い。
でも20代が相手だとそうはいかない。
いや、白帯を相手にする場合は何も20代だけではなく、
ほぼ全員ガチなので、
ガッツリ練習している子が相手だと、
ちょっと手ごわくなってくる。
皆、一日も早く最下層の白帯から這い上がりたいので、
青帯を強烈に凌駕するだけの強さを見せつけたい。
自分の強さを確認するのに
最も都合の良い相手になるのが青帯なんですね。
自分も白帯の時はそうでした。
前置きが長くなってしまったが、
今日書きたかったのは、
昨日スパーリングした20代の白帯君のこと。
滅茶苦茶スピードがあって
心底、骨が折れたという感じ。
体力に自信が無く、
自分の年齢、体格にあっていない技を使うことが多い自分に、
師匠があえて
彼をスパーリング相手として指名しているんだと思う。
多分。
彼側からの視点でいうと、
練習熱心な彼の習熟度を測る相手として
最も都合が良い相手が自分なんだろうと思う。
要は両想いww
自分より大きく、パワーもスピードもある、年齢半分の白帯。
技と経験で彼をおさえる練習が自分の課題。
(書いていて再確認したのは、それって凄く難しい課題だ・・・。)
最も驚いたのは、
彼の勢いを止めて疲労を軽減させるため、
安住の地のマウントポジションに至り
一息つこうとした時、
あっという間に体をひねられ、
右足をつかまれ、ハーフガードに切り替えられ、
更に起き上がり
バックを取ろうとしてくるスピード。
動きが読めたので逃げられたけれど、
こちらがホッと一息ついた瞬間、
あわよくばバックテイクまで行こうとしたのには本当に驚いた。
・・・マウントポジションは安住の地ではない。
その後も、とにかく休ませてくれない・・・。
こちらの息が、どんどん荒くなってくる。
師匠から、『止めて!』と声がかかるが、
スタミナ配分のために力まないようにしているので、
彼を止めきれる訳もなく。
5分のスパーリングが長かった。
こちらの技が幾つか掛かり、
勝負としては負けてはいない。
でも、数か月後にはやられてしまっている姿が
目に浮かんでいた。
週3回の練習が限界。
若い彼の練習回数はもっと多い。
抜かれてしまう瞬間が目に浮かぶのだけれど、
ハート強くして稽古続けるしかない。
損益分岐点ではないけれど、
若者との強弱の分岐点を
少しでも引き上げられるようにしたい。