隣りのせいこちゃんとはいつもいっしょに遊んでいた

せいこちゃんは、ひとつ年下

ぼくは、朝から隣に行き

「せいこちゃん、あ~そぼ!」

せいこちゃんのお母さんが出てきて

「まだ、寝てるんよ」

また、2階に向かって

「せいこー、なぎくんが来てるよ~」

そして、ぼくに

「ごめんな~。もうちょっとしてから来たってくれる」

しょうがなく自宅に帰ったぼくんちに

「なぎくん、あ~そぼ」

と、せいこちゃんの方からやって来た

ぼくは、いつも、胸ときめかせながら、その声を聞いた

初恋だった

そのうちに、せいこちゃんの妹、しょうこちゃんともいっしょに遊ぶようになった

しょうこちゃんは、ぼくの妹と同い年の3つ年下だった

ある日、いつものように隣へ行き

「あ~そぼ」

と、誘いに行ったら、せいこちゃんの妹、しょうこちゃんが出て来ない

「しょうこ、おねしょして、着替えてるから、もうちょっと待ったって😊」

と、おばちゃん(せいこちゃんのお母さん)が教えてくれた

ぼくは、妹のしょうこちゃん、まだ、おねしょしてるんや

ぼくは、もうしてへん

と、ちょっとお兄さん気分になって、おねしょなのに、自分じゃなかったら、微笑ましいもんなんや、と、はじめて感じた

せいこちゃんとの初恋は、そんな幼いころだった

いつも、せいこちゃんとお互いの妹達、ぼく以外は女の子という4人で遊んでいた

そのうち、少し離れた街角のブリキ屋のやすいくんが、しばしば遊びに来るようになった

彼は、ぼくと同い年だったが、背が高く、運動神経もよく、ぼく以上に何でも出来て、ぼくの目にもハンサムでカッコよかった

それまで、ぼくのハーレム😅やったのに、やすいくんにイニシアチブを取られ、ぢくちたる想いを重ねていた

そんなある日、ぼくは、思いあまって、やすいくんもいる中で、女の子たちに聞いてみた

「やすいくんとぼくと、どっちがええ?」

なんと無謀な!自爆やん!

と、思いきや

せいこちゃんから

「なぎくんがいい」

と、言われ、面目躍如😊

妹たちが、どちらを推したのかは問題ではなかった

やすいくんも、それからなんだか来なくなった

そんなせいこちゃんからは

「大きくなったら、なぎくんと結婚する」

と、言われた

幼いぼくも、せいこちゃんが大好きだった