お久しぶりです。



12月に祖母が亡くなり、1月に父が亡くなり、
そして49日があけました。


親が死ぬって大変ですね…
遺族の手続きがこんなに面倒で大変だと知りませんでした。
産まれてくるのは簡単なのにね。



祖母の死は寿命だったとしても、
まだ若かった父の病死は、遺された家族、
特に母へのダメージは相当なものでした。
相手する私の方こそ精神的におかしくなっていました。



父の病気は、抗がん剤治療のたびに癌細胞が威力を強めました。
昏睡状態になるレベルの痛み止めさえも効かないくらいの痛みになってもなお、
絶対治るのだと信じて昼夜堪えていました。
大の大人が、あんなに苦しみ悶える姿は直視できませんでした。


私たち家族に余命宣告をされても、
そうやって信じて頑張っている父に告知なんてできず、
そのままとうとう、亡くなってしまいました。

亡くなってしばらく経ち、家族3人で書類を整理していたとき、
息を引き取る直前に書かれた遺書が出てきたときは、家族で泣きました。
どういう気持ちでこれを書いたんだろうか…
痛々しい字がならんでいて。




もう、何年ぶん泣いたことか。。。


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わがまますべてを認めてくれたお父さん。

ものすごく気が強い私とは、学生のときからずっと衝突ばかりだったけど、
今はもういい想い出しか思い出せません。もう会えない、私のお父さん。


いま、どこで何を考えているのだろうか。。。ちゃんと成仏できたのだろうか。。









49日は、死者が現世との未練を練を断ち切り、
死後の世界へ旅立つ時といいますが
遺族にとってしてもこの49日は、亡き者への未練に区切りをつける、
という意味合いをも持つのでしょうか。





悔やむ気持ちばかりだった以前に比べると、
私は、いまは、父は心の中で生き続け、
私たちを励ましてくれている…と思うようになりました。




悲しみの底にいる時、他人からの言葉は
いい意味でも悪い意味でも、とても影響を受けるものですね。


病院の寝泊まりで忙しく、寝不足で、悲しくてつらかった日々がなくなり、
することがなくなった日々。
しばらくなにも考えたくなくて、
日々ぼーっと過ごし、
現実から逃避していました。




でも、葬儀などで何年かぶりに会った親戚と色々な話をして、
やっと自分を取り戻しました。目が覚めました。


もう悲しみに自分を甘やかすのは終わりにします。
怠惰に身を任すのもやめます。
これからは父が生きたかった分も、強く生きていきます。
片親で可哀想な娘だとは言わせない。
やりたいことを全部、いまから行動に移して、実現してみせる。
いつかあの世で父と、胸を張って会えるようにならねばなりません。

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絶対叶わないと思っていた夢。

出来るはずがないと思っていた、憧れ。

自分の気持ちにフタをせず、少しずつ頑張っていこうと思います。



夢を実現するためのステップとして別のブログをはじめます。
ダラダラ他愛のないことを綴っていた、このブログは終了します。

リセットして気持ち新たに。
このブログもしばらくしたら消そうと思います。


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読者は少ないけれど、
今まで楽しんでもらえていたら、よかったかなと思います。

今まで読んでくださり、ありがとうございました。