15回目の今回の出張をもって、一旦区切りがつきました。
2018年3月からスタートしたこの日本〜タイの往復生活も終わり。
振り返れば1年10ヶ月、よく往復生活をしたと思います。
貴重な人生経験を増やすチャンス、そして自分の仕事の領域を増やす為のチャレンジと決めて始まったこの案件、本当に【挑戦】でした。
まずは飛行機!
パニック障害のため、飛行機なんてやばいと思ってたけど、何とか乗り越えれた。
メンタルクリニックで処方してもらった睡眠導入剤がなかったらここまで通うのは無理だったと思う。
全体のストレスと不安定は飛行機に多くがあったと思う。
それからシステム導入。
やった事のない生産管理システムの導入。
初めて現場のヒアリングから仕様決めにデータ作成、そして検証や定着活動まで、本当にチャレンジだった。
何回もタイ側が協力しなくて、自分は協力もしないところに本当にシステムはいるのか、自分がここまで来てやる必要はあるのかなど、モチベーションがらなくなりかけたり、嫌になったりという事はありました。
それでも全部経験だからと言い聞かせて対応してきたし、今はそれも経験だと思えます。
今回一旦区切りがついて、出張がまったくなくなる事はないと思うけど、極端に減ると思います。
そう思うと、この往復生活は心身ともに本当に辛かったけど、終わることに寂しさを感じる。
刺激のあった海外での仕事だったし、タイ人スタッフとも仲良くなったし、やり甲斐もあった。
この案件が終わるとまたこれまで通り日本国内で、これまで通りの領域の仕事をこなすだけで。
よく海外駐在員が帰国後モチベーションがなくなって、結局会社を辞めて現地採用になったり、転職をしたりする事を耳にする。
何かわからん気もしないでもないなと。
これからまた日本でこれまでの仕事をするわけだけと、今回の案件を断らずに受けた事は正解だったと思う。
というか正解と思えるぐらいやり切れたし、いい経験だったな。
知らない土地で、知らない言葉で、知らない業務。
ゼロから作り上げた事を自信に変えれるし、自分が成長出来たと思う。
これから次の挑戦を見つけれるように日々過ごすしかないかな。
本当に濃い時間と経験だった。