こんにちは。

桑原通夫です。

 

岸田総理が投げ出したあとの

総裁選ですが・・

 

岸田首相の退陣表明を機に、

自民党総裁選の火蓋が切って落とされた・・

 

途端に10名以上の名乗りがあり、

乱立戦となる様子です。

 

我こそはと意欲を示す議員が後を絶たない・・

ということですが、不思議ですよね。

 

そんなに意欲があったなら

なぜ?政治資金問題もしっかりと

けじめを付けられなかったのか・・

 

岸田総理が辞任することだけでは

禊にはならないだろう・・

 

ある候補者は・・多くの大臣経験を活かして

役に立ちたいから立候補する・・

なんて言っていますが、

 

大臣時代に何もできなかった人が

いきなり総理になれば出来る・・

なんてありえません。

 

ちょっと誰かにおだてられて・・

口車にのせられてその気になった・・

というような人は

早々と立候補を取り下げてほしい・・

 

というよりも20名以上の推薦者を

集められる人が何人いるか・・

ですよね。

 

それにしてもすごいですね・・

11名も出るって・・

もはや派閥の力学は存在しないのか・・

 

しかし総裁選に立候補する・・という人が

11名もいる政党で、

誰も責任を取ろうとしなかった事実・・

国民はしっかり見ていますよ・・

 

ところで・・自民党総裁選というのは 

自民党のリーダーを選ぶ選挙です。

 

ということで投票できる人は限られています。

 

第1回の投票では・・

全ての党員に投票権があり

自民党に所属する370名近くの

国会議員が1人1票を投じる・・

いわゆる「議員票」と

 

全国100万人以上の自民党員の

投票結果をもとに、議員票と同数の票を

ドント方式で割り振る・・「党員票が

同じウェートでとりあつかわれるそうです。

 

わかりやすく言えば、

議員票は議員の支持が厚い候補者に有利・・

ということになり、

 

党員票は・・世論調査で自民党支持層や

党員に人気の候補者に有利・・

ということになります。

 

その第1回投票で過半数を得る候補者がいれば、

その人が直ちに次期総裁に決定・・

となります。

 

しかし、首位候補者が過半数を得られなければ、

首位と2位の候補者による決選投票に進む・・

 

決選投票は370人近い国会議員による議員票と、

自民党の各都道府県連に1票ずつ与えられた

地方票・・47票の争いとなり、

 

一気に議員票のウェートが上がりますので

議員間での支持が強い候補者が有利になる。

 

しかし・・候補者が乱立すれば、

その分議員票は分散することになります。

 

その際は、党員票の動向で、

有利・不利が決まってくる。

 

世論調査でいつも上位に来るような候補者は、

党員からも認知度や支持が多く、

党員票を多く獲得する可能性が高い。

 

党員票の動向には旧派閥の人間関係や

推薦人の影響は極めて薄く、

世論の影響がより強い。

 

議員票よりも特定候補に集中する可能性もある・・

ということのようです。

 

まあ・・まだ時間がありますので

すぐに熱が冷めて取りやめたり・・

あるいは様々な圧力が加わったりして

実際には何名の候補者が残るか・・

 

それにしても総理が入れ替わっても

大した期待をしていない・・

というのが大半の世論意識ではないだろうか。

 

最後まで御覧いただきましてありがとうございます。