こんにちは。
桑原通夫です。
しばらく低迷が続いている日本の
マラソンですが
今回のパリ五輪では男女とも6位入賞でした・・
そんな中で女子マラソンですが
有力視されていた前田穂南選手が
右大腿骨疲労骨折のため欠場する・・
というハプニングがありました,
残念ですが、そこで腑に落ちないのが
オリンピックでの補欠選手である
細田あい選手が,なぜ?・・
代わりに出場しなかったのか・・
ということです。
というのも・・
男子マラソンで優勝したエチオピアの
選手は補欠選手だった・・
出場予定だったシセイ・レンマが
直前に負傷離脱し、
補欠だったトラが出場して
見事金メダルを獲得・・したのです。
日本陸連によると前田穂南選手は・・
↓
7月31日の練習時に右大腿部付け根付近に
張りを感じた・・
↓
強い痛みではなかったため、チームドクターと
連絡をとりながら練習を続行・・
↓
8月6日にチームドクターの診断、
翌7日ににエコー検査を実施した・・
↓
大きな所見は確認されなかったものの、
症状が改善されず・・
↓
9日にMRI検査を行ったところ、
右大腿骨疲労骨折と診断された・・
↓
女子マラソンは、8月2日の
補欠解除指定日時点では
前田穂南選手は本番に向けた
調整練習を行っており、
補欠解除をした・・と言っています。
そのため、補欠選手との入れ替えが
行われなかった・・ということです。
鈴木優花選手は2時間24分2秒の自己ベスト
と大健闘してくれました。
起伏の激しいパリの難関コースで、
アフリカ勢と互角に渡り合ったことで
前田穂南欠場のショックも薄れた感が
ありますが
補欠解除されていた細田あい選手は
複雑な思いだったのでは・・
万が一に備えて・・準備をしてきたはずです。
細田選手も前田選手の怪我を望んだわけでは
ありません・・
しかしそのような不測の事態に備えるために
補欠選手を決めていたわけでは・・
日本陸連も、もう少し別の判断が
できなかったのか・・
補欠解除日が8月2日というのは
早すぎたのでは・・
食中毒などを考えれば前日に
体調不良になることもありえます。
エチオピアの男子マラソンの場合は
本番ギリギリでの補欠交代でした・・
一山本選手の順位なども考えれば・・
細田あい選手の走りも見たかった・・
日本陸連にも柔軟な考え方が
求められるべきだと思います。
それにしても大健闘の選手団でした。
金メダル20個を含めて計45個の
メダル獲得は立派でした。
お疲れ様でした・・
最後まで御覧いただきましてありがとうございます。