こんにちは。
桑原通夫です。
日銀が利上げ発表・・
日本経済は大丈夫?
日銀は、31日まで開いた金融政策決定会合で、
政策金利を0.25%程度に引き上げる
追加の利上げを決めた・・
植田総裁は記者会見で・・
「物価が上振れるリスクに
注意する必要があり、
2%の物価目標の持続的・安定的な
実現のために利上げの実施が
適切だと判断した」
と述べました・・
さらに
金利を引き上げる可能性に
言及したことを受けて、
市場では円高ドル安が加速・・
円相場は1ドル=150円台まで
値上がりしました。
1ドル=150円台となるのは
ことし4月以来、
およそ4か月ぶりです。
さらに・・
植田総裁が「経済・物価の情勢が
私どもの見通しに沿って動いていけば
引き続き金利を上げていく考えでいる」
などと述べたことから
市場では、日米の金利差の縮小が
一段と意識され、
円を買う動きが強まっている・・
ということで。149円台まで
円高が進みました。
これでまた円高にぎゃくもどりか・・
輸出関連企業と日本経済にとっては
水をさされる形になりますが
金融機関は大喜びですね。
財務省は天下り先の金融機関にみ
忖度しているのが丸見えです。
日銀は
0.1%→0.15%値上げをし、
0.25%の金利になることを発表・・
いよいよ日銀が目指す2%の物価目標の
実現が見えてきた・・
ということですね。
しかし物価上昇は
長期にわたって続いているのに、
物価目標の実現が遅れていたのは
どうして・・
実は日銀が目指してきた物価目標は
物価と賃金がともに上昇して、
経済の好循環を生み出す形でした・・
その賃金上昇の動きが広がってきたので
ようやく目標の実現に近づいてきた・・
と判断したようです。
それから・・利上げに踏み切った
もう1つの背景が
円安が経済に及ぼす悪影響への懸念です。
円安の影響で輸入物価が上昇すれば、
物価が想定よりも上振れし、
消費を冷え込ませるリスクがある。
という懸念が日銀内にもあった・・
それらがこの度の
為替介入や利上げ決定となった・・
というこ都です。
結局・・政府も財務省には弱い・・
日銀も財務省のいいなり・・
財務省は天下り先に忖度・・
喜ぶのは金融機関だけ・・
ということのようですね。
最後まで御覧いただきましてありがとうございます。