顔のたるみの原因は?
顔のたるみの原因は?頬など顔のたるみは老けて見られる要因になります。肌の弾力や表情筋の硬化が弛みを引き起こしますが、本当は何気ない毎日のささいな仕草も誘因になります。例えるなら…あなたは今、パソコンを見つめながら頬杖をついているのではないでしょうか?この癖は手の圧力を思いっ切り頬に伝わって、繊細な肌に大きな負荷をかけることにつながるのです。知らず知らずの内にパソコンのモニターに見入ってしまって、眉間にしわを寄せ、その上に口角の下がったへの字(因みに私はこの形をシルエットがそっくりなので「富士山ぐち」と勝手に呼んでいます)をしているのではないでしょうか?これはお肌にとって最悪です。口角が下がっていると、たるみはじわじわと酷くなります。しっかりと唇の両端を上げて笑顔でいるように努めれば、たるみの予防にもなるし、何より外見が素敵だと思います。さらに、皮膚のたるみに大きく関わってくるのが表情筋。様々な表情を作っている顔に張り巡らされている筋肉のことです。真皮に存在するコラーゲンと同様、表情筋の機能も年齢にともなって低下してしまいます。コラーゲン(つまりタンパク質)は、押すと返す肌のハリを作っています。バネのようなコラーゲンが充分に皮膚を持ち上げていれば、お肌はたるみとは無縁というわけです。また、目の下のたるみが出現すると、男女関わりなく実年齢よりもずっと年上に見えます。顔面の弛みは多くありますが、その中でも下まぶたは特に目につく部位です。下まぶたのたるみを、なんとかしてキレイに見せたいという気持ちに駆られてマッサージしてしまう女性がいますが、目の下の皮膚は弱くて繊細なので、ゴシゴシとこするように圧力を与えるだけの粗っぽいフェイシャルマッサージは悪影響をもたらします。目立つ下まぶたのたるみを解消する方法で最も効果的なのは、顔のストレッチでしょう。顔面にある表情筋は意識していないのにこわばってしまうなど、その時の心の状態に関わっていることがよくあります。表情筋が硬直したままでは血行も悪くなりがちです。結果的に、目の下の辺りを始め顔の筋繊維の力が落ちます。顔全体の筋肉も適度にストレッチをしてあげて、時々緊張をほぐす習慣を付けましょう。さらに、老けて見えるフェイスラインのたるみは老廃物や余分な脂肪が集まることで悪化します。リンパ液の移動が鈍くなってくると不要な老廃物が蓄積し、浮腫んだり、余った脂肪が溜まりやすくなり、たるみに繋がります。また、頭皮は顔のお肌に繋がっているため、老化に伴いスカルプがたるんでくると、その下にある顔のたるみの主因となります。