セロトニン作用を示すニコチン摂取を
急にやめたために、一時的なセロトニン不足によって起こる
禁煙後2週間～1ケ月目位にに感じる
なんとなく憂鬱な気分のことと前回述べました。
たぶん、時間がたってからの禁煙失敗の最大の原因であると思います。
対処法を述べます。
あなたがタバコを止めれない理由は
あなたが自発的に、タバコが吸いたいと思っているのではなく
「ニコチン依存症」という病気にかかっていること（最近、保険病名として認められました）
を自覚して下さい。
そしてもう一つ。
タバコを吸いだす前のあなたを思い出して下さい。
以前のあなたは別にタバコがなくても
セロトニンはたくさん出ていて元気だったのです。
タバコを吸いだす前のあなたは
タバコがない、とイライラすることは全くありませんでした。
ということはニコチン依存症になる前のあなたの方が
イライラの回数が少なく、幸せだったことになります。
セロトニン不足による「禁煙うつ」は長期間の
ニコチン摂取により脳が怠けているだけと考えて下さい。
約２、３か月でセロトニンはしっかりと出てきます。
どうしてもその期間のセロトニン不足を我慢できない場合は
セロトニンを増やすタイプのダイエット薬を併用すると良いでしょう。
（循環器系の検査が必要です）
ダイエット薬にもセロトニンの吸収をブロックして
脳内セロトニンを増やす効果があるからです。
もう一度喫煙者の皆さんにお伝えします。
「タバコを吸っているとかっこいい」というイメージは広告会社が作り上げたものです。
今の大学生のほとんどは喫煙者との結婚を拒否していますし、
今後「ニコチン中毒」という病気を学校で教育されるようになってくると
喫煙者は「シンナー中毒」と同じような扱いになるでしょう。
タバコを吸っている若者ほどIQが低くなるというデータも出ていますし、
脳がセロトニンを分泌しなくなることにより、喫煙がうつ病を引き起こす可能性も指摘されています。
眠りも浅くなり、睡眠不足にもなります。
ドイツではタバコを吸うほど自殺願望が高まる、というデータも出ています。
タバコは気分が良くなるよ、と幻想させるただのドラッグだったのです。
さて賢い広告に騙されてニコチン依存症になってしまった皆さん。
僕と、舘ひろしさんと一緒に禁煙しましょう（笑）。
そして。。
美容と健康のために禁煙なんてとっくにしてるわよ！という賢い読者の皆さんへ。
銀座・いけだクリニックに通って頂いているモデルさん達に大好評の、
きちんと検査を行ってセロトニンをたっぷりと出させ、
精神的にも安定させるダイエット。
「銀座・いけだ式若返りダイエット」の連載を
Webダカーポとの共同で行います。
詳しくはこちらです。
JUNOさんは次回、特別ゲストとして登場予定です。
お楽しみに。
