過去にヤプログに置いていたブログを、備忘録として引っ張ってきました。



CBCテレビ

「イッポウスペシャル~巨大地震 生き抜くための5つの鉄則」

を見ましたよ!

細川茂樹氏を見たくて見たんですが、地震の備えについて改めて考えることのできる、ためになる番組でした。


番組冒頭から、二年前の3.11を経験した時に、電力の節約のため、大好きな家電と離れて暮らすことになって…とか話し始めた細川さん…こんな真面目な番組で笑わせないでください。笑

本人いたって真面目なので余計笑えます(ん)友近さんもほんのりボケ入れてくるけど、天然には敵わないよ!


さて大地震の震源となると言われる、南海トラフの模型がスタジオに!ひい!断層でかい!

そんな地震を観測するシステムの紹介。

「Dense Oceanfloor Network system for Earthquakes and Tsunamis」

通称、ドゥーネット。

海の中にセンサーを入れて、いち早く感知して、速報に役立てていくそうですよ。


鉄則その1.

「地震への覚悟」


地震はかならず来る、津波は最大級を想定する、そう考えるだけでも、対策への姿勢が違いますよねえ。


昔の地震の話も。

「名古屋誕生の秘密」


清洲城は、織田信長が、天下統一の足がかりにした城。

もともと尾張の中心だった清洲。


清洲の発掘調査によって見つかった、1586年の天正地震の爪痕。

そこには、大きな「液状化」のあとがあったそうで、清洲の街はほぼ壊滅状態だったようです。


そうそう、その時、琵琶湖のほとりで地震に見舞われた豊臣秀吉が、「なまずが地震を起こす」という迷信を言い始めたという説もあるそうですよ。


さて、戦国の大地震によって1610年に行われた街の移転、「清洲越」

家康が清洲から名古屋へ、城下町を移転させた理由とは。

「高台移転」

熱田台地の上に城が作られたんですね。やっぱまずは、高いところへ、が鉄則なんですねえ。

さて現代人の我々は何が出来るか。


鉄則その2.

「対策は徹底的に」


そこでやっていたのは、地震が来た瞬間に、空気の力で家を浮かせる住宅。技術は進化してるな…


さてと、あの「きんさんぎんさん」の、ぎんさんの娘さんたちの家を、実際に揺らして、耐震診断するなんてこともやっていましたよ!実際に揺らすってすごいな!

筋交いの入ってる壁側の強度のほうが高いという診断に、納得の家人たち。愛知は戦時中に大地震来てますからね、お年寄りは地震対策になにげに詳しいですわ。私の大叔母は、経験者なだけに、地震怖いから平屋にしか住まないと言い張ってますし。笑


耐震住宅が大事という話の中で、ドアは引き戸のほうが、歪んでもなんとか開けられるからよいそう。

あとは厚底スリッパの常備、タンスは凶器なので倒れないように対策をしっかり、寝室にはあまり家具を置かないように、テレビは飛んでいくので飛ばないように対策をなど、ううん全然できてないなあうち。笑

そして備蓄。一週間程度の水と食料が必要と。一人につき、一日一リットルの水が必要だと。食品は、味の濃いものは水が欲しくなるからおススメできないそう。

そして冷凍庫のものを冷蔵庫に移して、冷気を確保すると。


情報が大事ということで、かばんの中に連絡用の携帯電話、情報を集めるための携帯ラジオ、そしていつでも水がくめるようにペットボトルを入れておくとよいそうですよ。


そして避難。自分の命は自分で守るという意識が必要と、子供たちにも徹底しておくべきだそう。納得。


さて来ましたよ、「家電王子、防災王子」と呼ばれてる細川さんの防災グッズ紹介!

王子の名は伊達じゃありませんね!ファンミーティングの景品が防災グッズだったとお友達に聞きましたが、確かに!防災グッズへのこだわりっぷりはハンパないですよ!

防災セットを買うだけでなく、自分でカスタムする必要性を説いています!


携帯ラジオは、イヤホンをつけたほうが消費電力が抑えられるそうです!キャー王子ー(←?)


あと驚いたのは、大きな入れ物に入ったワセリン!どこに売ってんのそれ!私普段からワセリン使ってるけど、そんなでかいの見たことないよ!笑

ワセリンは、塗って止血などに使えるそうです。

そしてヘルメットやゴーグル、安全靴。

何かあった時に、「走れるか」が大事だと。


いやあ我らが王子が、水を得た魚のように喋ってますよ!しかし喋り足りなそうだ!笑


鉄則その3.

「備蓄は必ず」


個人での備蓄は勿論ですが、行政は、組み立て式の棺桶なんかも備蓄してるそうですよ…どんなに頑張っても被害は避けられないということがひしひし感じられますね…


鉄則その4.

「公を頼るな」


道路や橋などの公共のものも、老朽化していて、補修費用も莫大で、課題は山積みなようですよ。

それを受けての、


鉄則その5.

「自力で生き抜く」


最後はこれになるんですねえ。


細川さんは、だからこそ自分は「助ける立場」に回れるようにしたいと言ってました。

備えが万全なら、助ける立ち場にも行ける可能性があるってことですもんね!


最後は、名古屋の中学生が被災地を訪問し、その現状を目の当たりにしている様子のVTRでしたよ。

ショックだったろうけど、防災意識はとても高まったでしょうね…


私も、いろいろと本格的に見直さなきゃなあと感じて、とっても有意義な番組でした。ありがとう、王子