迷った時は旅に出ろ ~自転車日本一周(完)~ -21ページ目
昨夜の雨とはうって変わって空は快晴。
標高が高いせいか少し涼しい朝。

さぁ、日本一に向けて出発です。(16kgの自転車、35kgの荷物と共に。)

野宿場所からすぐに「10%」の看板が。

過去に鹿児島県霧島では9%を10km、
北海道美幌でも9%を14km、
箱根も越えたし、屋久島の登山口まで14km登ったこともある。

だから、だいじょうぶっ!!
ゆっくりでも進んでいれば着くさ~。


いざ!


2kmで平湯との分岐点に到着。もちろん、右折。


一旦景色が開けます。目の前には山々が連なっています。
気温は少し低く、風も穏やか。きもちい~ぃ。


こちらがスカイラインゲート。(写真は他のブログから頂戴いたしました。)
ダメもとで聞いてみた。

「水場って、途中あります?」

もちろん返事はNo。
水の残り、600ml。ええ。心配ですとも。

ゲートを越えてすぐ、この看板。

・・・これはロードバイクでがっつり登っていく人なら守れるんでしょうけど。。。
ジグザグ走行ダメってか。

この時点で、頂上までジグザグ走行によるロスを踏まえて、16kmくらいを想定していました。
休憩を含めた平均時速を4kmと想定して4時間。
昼前には着けることを想像しながら登り始めました。


分岐から3.5km。45分で夫婦杉展望台に到着。



ここはトイレもあるし、晴れていれば野宿できちゃいそうだな。
ただしトイレの水は飲めないので注意。

坂は時折急になるが、平均して同じような斜度でだらだらと登っていく感じです。



斜面を這うようにして道があるため、カーブが急です。
それゆえに道が空へと続いているように見えました。
ステキ!

残りの水、540ml。



右から来て、左へ登っていきます。

・・・ってか、ホントに水場は無いの!!??
はじめはよし、1kmごとにちょびっとだけのむようにしよう!なんてがんばっとったけど、そんなこと言えんくらい坂はきついし、空気が薄いせいなのか知らんけど体力はガンガン奪われるし。
ジグザグ走行禁止なんて守ってられっか!って感じです。
時折シャトルバスや工事車両も通るので音にも気を配りつつ登りました。

あー。まじ大変やわ。
そしていくらそんなこと思ったところで水が増えることもなく、徐々にボトルは軽くなるばかり。

やべ~~っ!
水~~!

序盤では沢のある斜面をジグザグに登っていくつづら折りルート。地図とにらめっこしながら、なるべく標高の高い地点で沢の水を確保しておくことにしました。
安全性は不明だが、念のため確保しておいて損はないだろう。
沢と言っても道路から2mくらい下りなければならず、安全に確保できそうな地形のところがないか探しながら、ようやく見つけた場所でなんとか無事に水を確保したのでした。
腹壊したくないし、なるべく飲まないようにせねば。

・・・残りの水、280mlっ。


それでもまだまだ登ります。
サイクルメーターの距離はなかなか増えない。


だんだん景色も変わってきて、ゴールが近いような感じがしてきました!
真ん中のピョコっと出た山の右側へ向かいます。

後ろを見ると・・・



や~、こんな景色の中を走れるなんて。
しかも自分が生まれた岐阜県だからね~。
普通は自家用車じゃ来れない所だからね~。



現在工事中の箇所がありました。
写真中央、バスの斜め具合を見ればここがいかに急かわかっていただけるかと思います。
ここが一番きつかったかも。バスもかなり吹かしてたからなー。

サイクルメーターも15km近くを指しとるし、もうちょっとでゴールのはず!
期待しつつ、工事のおっちゃんに聞いてみました。
「畳平(頂上の駐車場)まであとどんくらいすかー?」
「あとちょっとだよ!!5kmくらいっ!!がんばってー。」



「あ・・・あざーっすっ!」


残りの水、100ml!!
(実は途中で携帯食のパンを食べたとき、沢の水を少しだけ口にしましたww)


まぁ、さっきの山の間を抜けるとまだこんな道のプレゼントもありまして。
もちろん上りね。振り向いて撮った写真ですからね。
でもここまで来ればあと少しやで。がんばって!!

さらに少し走って、最後の最後に景色が開けました!


再びゲートを発見。
左に行けば長野県方面です。
右に行くと畳平駐車場。

そ、それよりも!
み、水~~~~!!!!


直前ではガスってた景色も到着したら晴れてくれて、こりゃ登山日和だ☆
まずは山頂価格のペットボトルのお茶を購入、一気に飲み干します。

や~、まじやばかったね。
喉カラッカラやったもんね。

続けてお土産コーナーを物色(試食)したあと、ご褒美にレストランでランチ。
うどん食べて、空になったペットボトルに水も補給。
これで一安心です。


とりあえず記念撮影も。

おっしゃ~!2702m!


・・・つっても、実は本当の最高地点はここではないらしく、
岐阜県と長野県の県境のところらしい。


んん!?ここではないのか!


ということで、続けて書くと長くなるので、
乗鞍岳登山と併せて、後編につづく。