顔の寄りの写真を撮らせてもらおうと思って、道ゆく人の顔を凝視しながら新宿をぶらついているんだけど、誰もがみんな面白い顔してるようにも思えるし、そうでもない気がすることもある。こっちの気分次第なんだろう。
宮澤さんに言われた言葉を反芻しまくってるんだけど、まだ腹落ちしない。もっと自分の撮りたい人を撮った方がいいよ。人にどう見られるかとかを、もっと気にしなくていい。と言われた。わかるようで、全然わからない。わからないから、頭の中で何度も反芻しながら、街をとぼとぼ歩いている。いつものことだ。
頭で考えてわかることってあんまりない。力を入れても長い時間集中してもリラックスしても人に聞いてもわからないものは、わからない。わからないまま、投げ出さずに考え続けていたら、ある時急にわかるときがある。ということを僕は知っているから、無駄に思える長い時間を、カメラを持って歩く。今日も。
