ロックは死んでいない。
何故なら
誰の胸にもその魂は受け継がれているからだ。
ロック?そんなの知ったこっちゃねぇよ!
と言ってる君だって
過去に「俺はこうなんだ!」という
反抗、思いを抱えたことがあると思う。
それこそロックが死んでいない証拠だ。
本当は死んだのかさえわからない。
全て人間から見たものの見方のひとつに過ぎない。
実際は何のスタートラインにも立っていないかもしれない。
本当に終わりがあるとすれば
きっとそれは人間が決めることではないだろう。
君はかつて真っ暗い井戸の底にいたね。
いや、
今もひょっとしたら君はそこにいるのかもしれない。
そんな君は何を思う?
ゆっくりと死が訪れるのを待つのか、
それでも光が差して誰かの手が差し伸べられるのを待つか。
どれも違う。
君ならわかる。
きっと君ならすべてに反抗するだろう。
前の君なら逃げていたね。
でも今の君は昔とは違う。
じゃあ、どうすべきか。
暗闇から自分で這いずりあがって
たったひとりだとしても
理不尽な世界で生きていくと誓うんだ。
だからそれを選ぶ者がいる限り、
ロックは死んでいない。
つまりはそういうこと。
ごめんね、ジョニー・ロットン。


(笑)



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