bitby-bitのはなし その6
カニさんは、かきの木の下でまっていましたが、いつまでたってもサルさんがかきのみをとってくれないのでまちくたびれてしまいました。「おーい、サルさん、じぶんだけたべていないで、ぼくにもかきをとっておくれよ」するとサルさんは、「うるさいぞ、カニさん。こんなおいしいかきをカニさんにあげるのはもったいない。ほらこれでもたべろ」そういうと、まだじゅくしていない青くてかたいかきのみをとっていくつもいくつもカニさんになげつけました。それで、カニさんは大けがをしてしまいました。