何事もない、という異常事態 | 沖縄に猫とダーツと林檎を連れて移住しました

沖縄に猫とダーツと林檎を連れて移住しました

2011年、単身沖縄に移住してきたナイチャーの日々とか考えとか。

■2011/3/14

横浜市内のJRはすべて止まり、横浜から都内の足は京急のみ。京急上大岡駅は朝から他の全線からの乗客が集中しとんでもない状況に。これ幸いと職場に休む旨連絡を入れて、とっとと帰宅。

っていうか早く国も会社も出勤取りやめないわけだ。改めて、利のためには一個人の命など知ったことではない国、仕事という構図が浮き彫りになった。まともに付き合うには値しない。



■2011/3/15-18

相変わらず冷却すらままならない原発。とてつもない熱を出し続ける燃料を冷却できなければ中の水がどうなるか、小学生でもわかりそうなもんだ。そして中にわんさかと入っている放射性物質が空高く舞い上がる。

なのに危機感ない職場。

「原発シャレにならないですね」
「そうだね、嫌だねー」

話題終了。

今まで、自分で決められる奴と決められないやつ、事実に目を向ける奴と逸らす奴、そして行動できる奴と出来ない奴、がいるのはわかっていたが、自分や家族の命に対して本質的に危機が迫っているのに自分の意思も持たずに決められない。

そういう状況を見ないふりをして押し黙る。そして政府やマスコミを信じている、いや、嘘とわかっていても真実であってくれないかなぁ、とすがっている。

なんだか、俺とは確実に異色の考え方だ。不気味ですらある。

心に決めた。

「俺は自分を貫き生き残る」