残業代ゼロの「ホワイトカラー・エグゼンプション」、7割が賛成


ホワイトカラーの労働者を対象に、週40時間の労働時間の規制を外し、成果に対して給与を支払う「ホワイトカラー・エグゼンプション」(WE)。政府が2014年6月に、年収1000万円以上の専門職などに限り、導入を示した制度


経営・導入側306社に聞いたアンケート結果

「賛成する」は34.8%、「どちらかと言えば賛成する」は34.8%


期待効果

「効果はない」(23.5%)

「業務の生産性が向上する」(21.2%)

「成果に応じた正当な報酬を従業員に与えることができる」(16.5%)


導入後の懸念

「人事制度の改定が必要になる」(40.0%)

「長時間労働が増加する」(20.0%)



新たな制度を根付かせることは、どんなに良い制度でも難しいものです。

言えることは、制度を受ける側、従業員にとってメリットないと難しいということでしょうか。


つまり、給与の抑制ではなく、再配分でなくてはいけないと思います。

もう少しいうと、生産性が上がるのであれば、総給与を上げることも考えてほしいものです。そうすれば、従業員の受け止め方も大きく変わるのではないでしょうか。


サラリーマン時代、仕事を終えて定時に帰社するものを仕事をしないと評価する、逆に、仕事を調整して、毎日、定時に帰る(実際の仕事量は少ない)、そういったことを、少なからずみてきました。


こういったことの是正をしていく必要もあると思われます。