http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1101/31/news01.html


そして、この記事の中に、特に財務データを表計算ソフトで扱う場合に必要なことが書います。赤字で、僕の見解を追記してみました。

エクセルの限界を知り、エクセルを活用する。そういう意味では、以下のことは大事なことだと思います。



●表計算ソフトの運用方法や処理内容を明示した文書を作成し保管すること
 ⇒エクセルの中に、概要、目的、使用方法などを書くようにすると良いです。

●アクセス制御を継続的に実施し、財務データへのアクセス権のない者の利用を拒否できること

 ⇒エクセルは、財務データから吐き出されたデータの処理に使用するが、エクセルから財務データに戻すことはしないのが原則です。

●完全性、正確性、正当性を検証できる仕組み(検算機能など)がシステムに組み込まれていること

 ⇒サンプルデータによる試算を行うと良いです。

●利用者が、表計算ソフトの数式やマクロなどを勝手に変更できないようにしていること

 ⇒シート、マクロに保護をかけることで良いでしょう。

●計算式やマクロを変更した場合には、変更後も正しい結果が得られることを第三者が確認すること
 ⇒サンプルデータによる試算を行うと良いです。

●作成した表計算ソフトとデータのバックアップが行われ、安全に保管されていること

 ⇒ある程度の規模の会社であれば、行われていることかと思います。ようするに、ローカルに保存しないことです。