より、近く人間性を感じて頂き、サカバ理解に役立てて頂ければ幸いです。

 

さて今日はデザインというテーマです。

 

なんとなく、飲食サービス業の人間がデザインというと生意気な気がしますが、もっとも大切なテーマと思いますので、ひとつお付き合いください。

 

いつかは独立したい!なんて大志は僕もありますが、そんな同じ大志を抱く同志の皆様にも必須な要素かと。

 

さて、よく繁盛店に勉強に行ったスタッフの感想として「大した料理じゃなかった」とか「接客が普通」とかで、結論として「なんで流行っているか分からない。僕だったらこうする」なんていうものがあがることがあります。

 

皆、見るべき視点や課題は違うので、それぞれ自分に合った発見があればそれで言いと思いますが、繁盛している店の最大の凄さは「デザイン」が優れているのではないか?と僕は感じています。

 

ここでいうデザインは、ただモノの形だとかレイアウトに限らず、人の配置や動きの設計やお店のストーリーや哲学とか、広告の打ち出し方とか、もっと総合的なお店の雰囲気全体の青写真を描き仕掛けることです。

 

これがマッチすれば繁盛するし、なんかミスマッチがあると料理の美味しさウンヌンの前に売上不足に悩むことになります。町に合っていないとか、ニッチ過ぎるとか、ミスマッチの理由はキリがないわけですが、そうした商売の難しそうな場所でもバランスとって成立させていく人は確実にいらっしゃいまして・・・・そういう人は、お店をデザインする力がすごいなーと感じます。(論理派と超感覚派がいます。)

 

しかしこのデザイン・・・毎日現場で汗を流すだけでは身につきにくい感覚に思います。デザインを専門で働くプロがいるように、イチ飲食ウェイターが簡単にできるものではないですよね。でも、ここに多くの飲食店が悩む答えがあるのではないかと思っています。

 

次は、もう少し具体的に飲食のデザインに踏み込んでいこうと思います。