Wさんが亡くなった。今のこの気持ちうまくことばにできない。いいようのない寂しさ?淋しい!谷川俊太郎さんがことばで表現できないもどかしさを語っておられた。詩人でさえそうなのだから、文才のない人間ならなおのことである。
亡くなった彼女は共に学んだ彼と結婚した。私が卒業後のことで亡妹から二人は学内でも有名な仲の良さだったようである。そんな二人であったがその後別れたと風の便りに聞いた。その彼が偶然彼女に電話をして彼女が癌ですでに手遅れであるのを知った。それ以来彼は彼女の支えとなった。薬の副作用で辛そうと聞き便りを出そうかどう書けばいいのか迷っていた時に彼から彼女の調子を見ながら食事会を計画すると連絡があった。離婚に至った事情は知らないが別れた相手に素直に頼り頼られる関係になれる何てぴったりと言い現されないが二人は素晴らしい関係を築ける人柄だと思った。彼はクールな美男子で彼女はふんわりと包込む温かいお姉さんのような人柄だった。その彼が優しく彼女を気遣い励ましているのを知って人は外見できないで判断できないと改めて思った。彼女も彼の好意を受け入れ副作用の辛さに耐えていたのだと思う。食事会でも辛さを微塵も出さないで微笑んでいた彼女、その後しっかりした字で礼状まで送ってきてくれた。先日電話をかけたら娘と買い物に行って帰って来たところと元気そうな声で話していたのに突然の訃報。彼の心中はとても想像できないが時期を見てWさんを追悼する集いでも持てたらいいなと願っている。彼のためというより私の言いようのない寂しさのためと思う