中国・上海に留学していた頃のはなし。


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大半の学生(豊かな資金を持っていた人たち)は学内の寮に住んでいた。
私はというと金銭的にタイトな生活を送っていたので、
一般の人たちが住むアパートに安い家賃で暮らしていた。
部屋の窓を開けるとどこからどもなくレトロな中国語のラジオが聞こえてきたり、
大きな話し声が聞こえてきたりと「静か」な生活とは程遠いところ。


さて、夏の暑さもピークに達した頃、
前日は遅くまでDVDを観ていたのにも関らず、水の流れるような音が聞こえ早朝目覚めた。
「何だろう?」と思いベットから起き上がり、キッチンへ行こうとした瞬間「チャポン・・・」という音が聞こえた。

足元を見ると部屋中がまるで海のようになっていた!
ベットは海に浮かぶ孤島に・・・。


何が何だかわからずキッチン、玄関、ベットルームを行ったり来たりしていると
キッチンの上の壁の方から水が湧き出していた。
とりあえずこの「海」のようになっている部屋を何とかしなくてはと思い、
箒を使って水を外へ掃きだしてると、
外にはどこからともなく野次馬のような中国人のおばちゃんたちが集まり
うちの部屋を覗き込みながらあーだの、こーだの言っている。
中には土足のまま上がりこみ、勝手にお部屋ツアーをしている人まで・・・。
挙句の果てには冷蔵庫を開け、水をくれというおばちゃんまでもいた。
中国人に囲まれて生活している限りプライバシーという考え方は存在しない様子。
まるで昔の日本へタイムスリップしたような感覚だった。

やっとこさ部屋から水が無くなり、汗だくになりながら掃除し終わると
ベットルームとリビングを隔てる壁の端から、コードのようなものが飛び出ており
「何じゃこりゃ?」と近づいてみると、な・な・なんと『キノコ』が生えていた!!!
一晩でキノコが・・・・
恐ろしい!!!と思いながらも、次の日には何事もなかったように学校へ行った私であった。


慣れは怖いガーン



かれこれ10年とちょっと前、カナダの東側の都市トロントで留学生活を送っていた。
当時はまだ10代で単身海外に出てくる人の数はとても少なく、
同じ年の友達がなかなか出来なかった。周りは年上の人ばかりだったせいか、
年齢的に下っ端の私はいろんな人に目をかけてもらえた記憶がある。

さておき、あの頃の思い出ナンバー3に入る出来事。


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とあるカナダ人家族の家に約半年間ホームステイをしていた。
家族構成はお父さん、お母さん、息子、娘と黒のプードルの5人家族。
ただ息子は結婚して家を出ていたので、当時は3人+犬1匹+私。
ここのお母さん何を隠そう料理が苦手。料理している姿をほとんど見たことなし。
では普段の食事をどうするかというと・・・


<朝>簡単なシリアルや前の日の残り物などで済ませるので問題なし。
<昼>学校のカフェテリア
<夜>マック(娘がバイトしてたので、帰りに買って帰ってもらう)か週末料理したターキー(七面鳥)
     の残りを次の一週間の夜ご飯。


ここの家、感謝祭でもないのに年中ターキーが週末の食卓には登場していた。
私はてっきりカナダ人はみんなこんなもんなのだろうと思っていたが、
生活にも慣れてきて周囲が見えてくると、うちのホームステイ先は変だと思うようになるが、
こればかりはどうしようもない。
生活費も切り詰めていたので、外食するわけにもいかず・・・。
半年間ターキーとマッシュポテトばかりを食べ続けた結果、
約10キロも体重が増加し、日本へ一時帰国した際、最寄の駅まで迎えに来た家族が
あまりの変化に私に気づかずに通り過ぎてしまったという・・・。


今でも当時の写真を持ち歩き、何か落ち込むことがあると昔の自分の姿を見てみることがある。
あんなに太ってた頃のことを思えば、今悩んでることなんてちっぽけな事だわ~なんて思える。


留学時代というよりも、これまでの人生を振り返っても忘れられない思い出ベスト5に入る出来事かもしれない・・・。

遅ればせながらブログを始めます。
今までは誰かのブログを拝見する側のみだったけれども、これも何かの記念になるかなと
自分がこれまで体験したこと、見てきたことをブログという『形』で残していきたいなと思います。


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以前、ツアコンをしていた頃の話。
ある時期、中国へ頻繁に添乗で行っており、現地のローカルガイドさんにも顔を覚えられ、
観光地へ行けば「あら、○○さん!久しぶり~!」なんて会話もしばしば交わせるようになった。
そのうち仲良くなるガイドさんも男女問わず出てくる。が、しかし当時はインターネットもそれほど
普及しておらず、メルアドの交換というレベルでもなく、電話番号を聞く程度。(これはもしもの時に役立つので、
聞いておくに越したことはない。たとえ必要のない相手でも。)
だが、中国は恐ろしく広い。とてつもなく広い。
またガイドの数も星の数ほどいる。
にも関らず、とある添乗で食の広州へ行ったときのこと。
午前中の観光を終えてお客様を連れて昼食会場へ。
しっかり歩いてお腹もぺこぺこだったので、速やかにテーブルを確認し、
4つの円卓に分かれて次々に運ばれてくる飲茶に満足しているお客様を横目に、
自分たちも食事を取るために一旦別の食事会場へ。
(海外旅行の場合、お客様と一緒の席で食事をすることもあるが、なぜかこの日は現地のガイドさんと共に別会場へ)
通常、ガイド専用の食事会場ではローカル色の濃い食事が出されることが多いので、
口に合わないものが出ることも多々あるものの、
それでもお客様から開放されたい気持ちが勝ることもあるので、
このときは、食事<休憩。
一服しながらお茶をすすっていると、向こうの方からズンズンこちらに向かってくる人が。
「ひょっとして、○○さんじゃない?」という声で上を向くと、
なんと以前北京でよく一緒に仕事をしていたSさん。
偶然の再会に驚きつつも、私も彼もお互いの仕事相手そっちのけで、昔話に花を咲かせた。
周囲にいた別の旅行会社のツアコンの人や現地ガイドの人たちは何だ何だ?と見ていたが、
そんな視線はお構いなしにしゃべり続けた。(勿論日本語で)
めっきり見かけなくなったので、もう仕事を辞めたものとお互い思っていたが、
大陸広しとはいえ、こんな所で会うとは!?

ツアコンをやっていて辛いこと、大変なことも勿論多いけれど、
各地に知り合いができるというのはツアコンの特権と言えるかな。
地元ではこんなことは滅多になかった私でも、
意外や意外。海外で体験できるとは夢にも思わず。
偶然、必然の再会・・・色々ありますが、このときは偶然だったのかな?!