防災ママカフェ


【講座レポート「2月22日 福岡市東区箱崎公民館」】 
本日は箱崎公民館さまからのご依頼により、防災ママカフェ@福岡を開催しました。
2019年以来、2度目のご縁となりました。
 
換気のため、講堂の出入り口を解放し、窓は常時開けたままでしたので、少々寒い中での開催でした。

東日本大震災動画を見ての振り返りは、通常は参加者さんの近くにいきインタビューをしていますが、ソーシャルディスタンスを保つという観点からインタビューはせず、これまでの参加者さんの感想をいくつかご紹介するという方法に変更しました。
具体的には、
・津波の怖さを改めて知った
・あの場に居たら逃げるどころか声も出せなかったのでは
などです。

「福岡に大地震来ると思いますか?」「福岡に津波が来ると思いますか?」という問いに、どちらも全員が迷わず挙手をなさったことが印象的でした。
近年の度重なる自然災害から、危機意識がだんだんと上がっているように感じられます。
 
 
◆鶴崎感想
本日2回目のご縁開催ということで、『髪が伸びましたね、』と黒屋に話しかける主事さんの関わりが素敵でした。

地域やスタッフの大人は4名、親子3組の参加でした。大震災の映像を見せたり、クイズを出すことで、みなさんも真剣に自分ごとに考えていらっしゃった姿勢が見てとれました。

質問や意見としては、
・防災リュックの展示、説明があったことで具体的に何を準備したらよいかわかった
・1番におうちに買うものはなんでしょうか?
とありました。

災害用リーフレットや避難所が掲載された地図も配布され、今回の講座開催が1人でも多くの親子を助けたらいいなと感じました。
いつもは地域の方々が小学校で防災訓練をされているそうですが、コロナでできなかったとお話されていたのが印象的でした。
 
私たちもできる形で地域にリクエストされたら、しっかり啓発していきたいと思います。

◆黒屋感想
冒頭に、鶴崎が、『自分が普段から実践している3つのこと』を伝えた時のママたちの反応や頷きぶりは凄かったです。
なるほどそれならできると思って下さったのか、そんなことで良いのかという驚きなのか、いずれにしても、まっすぐにママ達に言葉が相手に伝わったんだなということがとても嬉しかったです。
 
昨年の台風で避難所が開設された話になり、こちらの校区では高潮の恐れがあったことから、避難所として利用できなかったことを共有できたことはとても有意義でした。
 
帰り際に、ママさんが「今日から準備します」とわざわざ一言を伝えに来てくださいました。こどもの命の最前線にいるママたちの、備えの意識を0→1にしたいという思いでこの活動を続けてきて良かったなと思いました。

日時:2021/2/22(月)10:00〜12:00
場所:福岡市東区箱崎公民館
主催:箱崎校区自主防災会
共催:箱崎公民館
講師担当:備災ママスターズ福岡 
鶴崎佳世・黒屋文

参加者:11名(乳幼児4名、ママ3名、自主防災会2名、公民館1名、東区役所1名)
 
レポート:備災ママスターズ福岡 黒屋文

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