「クールジャパン」
 
海外に日本の魅力をPRするためにこんな言葉が使われるようになりました。
 
「これからは日本人が世界を引っ張る時代だ!」
 
そう意気込むのは私だけではないでしょう。
 
ただ、少し気になる事が・・・
 
 
どうも、営業戦略クロージングコーチのデムーラです🤚
 
最近、日本のテレビ番組は自国を自画自賛する傾向が強いように感じる事があります。
 
私だけですかね、そう思うのって?苦笑
 
日本が大好きな外国人たちを集めてお決まりのような一言。
 
「日本のおかげです」
「日本は素晴らしい」
「日本に感謝!」
 
何だか「どうだ、日本ってすごいだろ!」と自慢しているようで、たまに見ていてウンザリすることもあります。
 
確かに、日本の文化やモノづくりは素晴らしいものが多いですし、自国が貶されるよりは褒められるほうがうれしいに決まっています。
 
ただ、自画自賛するかのような過剰な演出をやり過ぎるのは考えものですよね。
 
見方を変えれば、今の日本は外国人労働者たちが苦労しながら生きているという一面を持つ国でもあります。
 
日本人が敬遠しがちな労働環境で、「安価な労働力」として雇用されている外国人労働者も多いと聞きます。
 
コンビニは24時間営業にしてもらいたい!
宅配便は決まった時間に届けてもらいたい!
 
私たちが当たり前のように考えている便利な生活は、低賃金・重労働に耐えて働く外国人の存在がなければ成り立たなくなっているのも事実です。
 
日本を誇りに思うことは素晴らしいことですが、
目を逸らしてばかりでは改善も成長もできませんからね。
 
称賛する一方で、そんな現実にも向き合い、
フォーカスする番組が増えればと思います。
 
 
ちなみに、これはセールスでも同じことが言えますね。
 
利点ばかり言うセールスマンと、欠点にもきちんと触れるセールスマンとでは、どちらが信頼されるでしょうか?
 
まぁ言わずもがなですよね。