前回の更新から、とても日にちが空いてしまったね。


前回はまだ、君の病気が悪くなってしまった時だったから、それからずいぶん時間が経ったってことだ。

あれから我が家には、幸せが訪れて、きっと三日坊主なパパのクセを後押しするように、日記を書かなくても良いくらい、平和が訪れたってことなんだね。


君の病気は、あれから順調に良くなって、10月の中旬には、先生から完治したから、次回はないよって。

とても感謝したよ。神様は私たち家族を幸せで包んでくれて、君はあれからとても成長して、今は身長76cm、体重は9.5㎏までになって。


はいはいも、ほふく前進?みたいなのから、手のひらと膝でしっかり地面をつかんで出来るようになったし、つかまり立ちや、つかまり歩きまでする。


独りで歩くようになるのも、もうすぐのことなんだね。


ママは子育てに大変だけど、君のことを心から愛し、パパはそれにならうように君の愛し方を実践する。

そう、パパは親に育てられたことがないから、何もかも見よう見まねなんだよね。


きっと君は素直ないい子に育ってくれると信じて、毎日を過ごしてる。


幸せって実感がある今は、本当に幸せなんだろうね。

人に見せたり、自慢したら、幸せは逃げて行くから、絶対にしてはならない。

そう信じて、私たちの家族はずっと幸せをキープするんだ。


また時々、日記を更新するね。

あまりにも日が飛んだら、日記の意味じゃなくなるから。


かけがえのない家族が増えてわずか4カ月。

君は急に難病にかかって、パパが仕事中に入院した。

入院にも驚いたけど、その病気が難病であることに、パパは運命というものを感じずにはいられなかった。


治療の甲斐もあり、君は5日で退院できたけど、また今日、血液中の血小板という細胞が下がっていることが判明したんだ。


ある種絶望的な気持ちになったよ。


今の時代はインターネットというツールがとても発達していて、病名さえ判ればその症状や治療法まですぐにわかってしまう。


君がこの病気にかかってからすぐ、パパは夜も眠れず一晩中インターネットでこの病気を検索した。

難病に指定されていて、その病気にかかった人が、死に至る日まで書き綴ったダイアリーも読んだりして、その病気がずっと続く可能性がある病気だと知って、悲しくて不安になったんだ。

このままずっと下がり続けたらどうしよう、一生投薬治療をし続けなければいけなくなったらどうしようか・・。


パパの頭はそんなことでいっぱいなんだけど、まだママにはこのことは内緒。

言ったら即答しそうだから。


とりあえずお医者さんの言うには、乳児の場合は治る見込みも十分あるとのことなので、可能性を信じて祈り続けるしかない。


パパは人生の最初の半分は苦労の連続だったから、これからは運がある人生になるって信じてる。

だから君の病気も必ず良くなるって信じるよ。


パパの元に生まれてきたんだから、君は必ず幸せになる。

必ずパパがそうしてみせるから。


自分に言い聞かすように言葉を繰り返しながら、今は時間との戦いだ。



君の病は、血しょう板が著しく少なくなるもので、ケガをしたりすると血が止まらなくなる難病だとわかって入院して、ガンマグロブリンという血液製剤を投与し、血しょう板の数値を上げる処置が施されたんだ。

人によっては、例え投与した翌日は血しょう板が増えたとしても、その次の日には下がってしまう人もいるんだけど、君は順調な立ち上がりで、2000から171000個まで増え続け、今日無事に退院出来ることになったよ。
こんどは25日に通院だって。

ほっと胸を撫で下ろしたパパとママは、帰りにお寿司をたくさん食べてしまいました。

ひとまず安心だな~淼
神様ほんとにありがとうε=(^◇^;