天と地の神
外国の神話や聖典で天の神は、
ギリシャ=ウラヌス (ウラノス)天王星の名にもなっている。
エジプト=天空の女神ヌト 大地の神ゲブと結婚。
中央アジア(モンゴルなど)=テングリ 天、天界自体をテングリ又はテンゲレと言う。
エジプトの天の神が女性で地の神が男性というのは、
陰陽五行説の男性が天で陽、女性が地で陰というのや、
ギリシャ神話で大地は女神ガイアというのと逆の思想ですよね。
ちなみに日本神話の天之御中主神と国之常立神には性別がありません。
またこれから少しづつ書き進める予定ですが、大地から、その神話の生まれた土地、島々、地域により、世界を創造する神様が男女1組だったり、単体であったり、引き裂かれた体だったり、島を釣り上げたり、引っ張って来たりしています。
天についても、天体の太陽・月にまつわる神話で特に太陽信仰は日本と同じく王権と結びついている所もあって興味深いものです。
話が長くなりそうなので、ひとまずこれにて。