祐気取りと自宅で出来る方法 | 心の鏡

心の鏡

天の霊妙不可思議な法則、神道について書いているブログ。心の鏡とは内在神を表し、神社のおみくじの神の教に「神様の御光が我が心の鏡に映るその時、凡ての心の曇り、心の闇は晴れゆきて、広き明き御恵みを授かる事が叶う」とあったところから命名しました。

よく開運方法として「祐気(ゆうき)取り」をすると良いって言われますよね。

自分の九星(本命星)の吉方位にある神社仏閣に行って、そこの良い気を体いっぱいに浴びる事で、絶大なパワーを頂き、邪気を除くという。

基本的に自宅から50km以上離れた場所が良いですが、体調なども考慮して可能な範囲で良いそうです。

 

九星は、神社仏閣巡りをされている方だと、厄除けの生まれ年の人などの一覧表が境内に掲示されている事もあるし、市販されている暦でわかるので、ここの読者の方々はご存じの方も多いかと思われますから説明は割愛させていただきますが、

祐気取りでお参りした先の神社仏閣で行うと良い事には五行説の木・火・土・金・水の5つの気法がありまして、次のようになっているそうです。

 

桜木気法=新しく事業を始めたり引っ越しや事務所の移転を考えているのであれば、

ご神木、境内の木に触れ、ゆっくりと呼吸し、樹木の香りをかぎます。

もちろんご神木が柵で囲われていて触れてはならない時は無理に触らず、周辺で樹木の香りをかぐ。

 

晴れ火気法=出世や社会的地位向上、学問や芸能上達などを願う時には境内で太陽の日差しを沢山浴びる。火を使ったお祭りに参加する事やお寺では護摩焚き参列、お線香、お焼香などする。

 

富士山土気法=自分や家族に健康の不安が有ったり、不慮の事故に巻き込まれないようにするためには境内の岩や石、土に触れる。

神社によっては清め砂を授与しているところもありますし、勝手に掘って持ち帰るのはいけませんが。

 

コインたち金気法=祐気取りの中でも万能なのがこちら。

特に金運や良縁に恵まれたい時は、神社で鈴を鳴らしたり、お賽銭を入れたり、金属部分に触れたりする。

 

タラー水気法=金気法と並んで強力なパワーを頂ける。吉方位の神社仏閣の境内の池や川などの流れを見たり、ご神水が頂けるようでしたら、水筒などに入れて持ち帰り、無くなるまで毎日飲むようにする。強いパワーの水を体内に取り込むことで、体内を浄化し徐々に運気アップしていくと言われてます。

 

しかし九星気学や奇門遁甲などの吉方位・凶方位は気にしても、普段の生活の都合や天候によっては、チャンスの日だと言っても、どうしても行けない事だってあると思うんですよね。

そんな時の方法としては…

  自宅でも出来る祐気取り

チューリップ木気法=自宅の敷地内に小さな木や草花を植えて家運向上を願う。集合住宅の場合は植木鉢や観葉植物を置く。

 

炎火気法=自宅でお香やお線香を焚いて穏やかな気持ちになってから願掛けする。

 

家土気法=「清め砂」や「清め塩」を家の四隅にまき、自宅を支えている土に感謝し健康を願う。集合住宅の場合、自宅居住部分の四隅に紙などを敷いたり小皿を置いて、その上に小さく山にして盛る。

 

結婚指輪金気法=水晶玉を自宅の神棚や仏壇、床の間など神聖な場所に願いを込めて置く。

 

日本酒水気法=前日に白いコップに水と清め塩を混ぜて冷蔵庫に入れておき、当日に吉方位に向かい飲み干す事で体内を浄化させる。

神棚にお供えしておいた水や御神酒を呑む日は、その日の吉方位に向かって頂くようにする。

または吉方位で醸造されたお酒、その日の吉方位の酒屋・スーパーなどで買ったお酒を神棚にお供えしてから直会する。

 

ということで、従来言われていた祐気取りの方法に、少し、私なりの解釈と開運法も加えてみました。

祐気取りでは、その土地の食べ物を食べると気を取り入れられるっていうので、

もし都合で行けなくても、吉方位で買ったり製造されたり収穫された食品を神棚にお供えしてから頂くとより良いんじゃないかと。

 

ちなみに定番で神社仏閣巡りに適しているのが天恵運を司る北西方位。

北西が吉方位の時には神社巡りをすると運気アップするとか仕事・事業・経済的に恵まれるとか。

逆に北西が凶方位の時に行くと新規事業の投資で失敗したり口車に乗せられて失敗することもあるでしょう。自信過剰で失敗するとか。

 

北は健康運、子宝運

東北は不動産運、蓄財運

東は発展運、進展運

東南は結婚運、商売運

南は仕事運、出世運

南西は成長運、家庭運

西は対人運、金運

だそうです。

 

まあ、あんまり深刻に考えてとらわれずに、ご自分の感覚で、呼ばれている感じがする、行きたいところへ神社仏閣巡りするのが一番だと私は思います。