今朝、ニュースを見ていたら、東京・上野の東照宮前で、オレンジ色の服を着た人が、観光客相手に金色のカードに仏様が漢字や英字入りでプリントされてる、ネットでも200円くらいで手に入るようなのと、いかにも安物っぽい軽い木製風の腕輪で玉に「佛」とか彫り入れてあるのを、「東照宮の修繕費になります」などと嘘をついて1万円で売っていたので、東照宮の神職さんが怒って注意したところ逃げたという事を知りました。
上野公園の商店の人もインタビューに答えていたけど、
コロナ前にもそういう詐欺師がいて、コロナで渡航制限・外出自粛などあって一時期減ったけど最近また増えてきたという。
どうやら、よく日本の神仏習合と分離の歴史やらお守り・御札などの違いについて知らない人、特に外国人観光客が騙されているらしい。
秋葉原あたりにも出没するようだ。
そうした詐欺師が寄ってきた事のある人は、元中国籍だった帰化人なので、その詐欺師の発音の感じから、『中国南部の方の人じゃないか?』と推察していた。
またある人は、詐欺師が何とか買わせようとついて来た時に「警察にいきましょうか?」って言ったら逃げたと笑っていた。
神仏を売り物にし私利私欲を貪る奴らには天罰が降りますように
正しく信仰心がある神職や僧侶が清らかな心で、
授与された方々のご利益を願い、儀式を経て整えられたお札やお守りは、
神社やお寺の境内にある授与所、あるいは神社なら社務所、お寺なら寺務所で授かる事が出来ます。
お守りやお札などのご利益の有無については、どうしても普通は目に見えるものじゃないから、ご自分で目にしたお守りやお札に霊威が込められているかどうかの判断をするのは難しいと思いますが、少なくとも神社の前で仏様金ぴかカードや腕輪を不当に高い値段で売って、勝手に「ここの有名な東照宮の修復費用に使われます」だの何だの、神の名を使って儲けようとするような卑しい詐欺師に騙されないようにご注意を。