今日も暑いです。うちのエアコンかけて部屋の室温が37.1度。

ニュースに寄れば、どうやら日本だけじゃなくて東アジアはもとより欧米でも暑くて山火事起きたとか暑すぎて温度計が破裂したとか。

だけど、私も一応食材の買い出しなど用事があって出かけたら、お年寄りが曲がった背で杖を突きながら歩いてたり、帽子も被らず自転車乗っていたり、日本の高齢者はまだまだ元気。

高齢になると暑さ寒さに鈍くなるという事もあるんでしょうけど。

 

さて、最近は図書館で借りた神道入門を読んでいます。

その中で、ちょっと気になる魂についての話が載っていました。

 

神道においては、人間の生命や活力の根源は魂で、体から自由に出ていく事もできる不安定なものと考えられていた。
 病気やけがは魂が一時抜けた状態で、死は魂の永遠の離脱を意味した。

 

・・・というところです。

うちは同居していたお姑さんが2015年、お舅さんが2016年に他界しましたが、二人とも病院から家にご遺体が戻ってきた時、頭からあごの所にかけて何か輪になった伸び縮みするような包帯みたいなのがつけられていました。

それを外すと、顎ががくっと開いてしまうからなんだそうですが・・・。

それで『人間って、亡くなってすぐは口を大きく開けるものなんだ』と知りました。

どういう科学的・医学的理由があるのかは知らないんで、不思議に思っています。

安置中に一人の親戚が、あえてそれを外していましたね。

今にして思うと、それはもしかして、本当に魂が体から永遠に出る邪魔になるからと思われたのかもしれないなぁ。

 

そんな飛び出しそうな魂を安定させるのにタマシズメ(鎮魂)、振り動かすミタマフリ(魂振)で生命力を強めようとしたのだそうです。

御神輿も神輿を振り動かす事で神輿に乗っている神の霊威が高まり豊作や疫病退散などの願いが叶うと考えられてきたのだとか。

 

私も病気やけがの時は一時的に魂が飛び出していたのかなぁ?

だけど癌などで体のどこか摘出手術した人達は、その部分だけ魂が永遠に離れてお先にあの世に逝っているわけでしょうか?

そうしたら、手術したことのない人より若干魂の量が少なくなっているんだろうか?

魂に活力つける為には神輿担いだり、力士がしこを踏んだりするのも大地のミタマフリなんだとか、十日の藁鉄砲撃ちとか書いてあるけど、私にも簡単に出来そうなのは神社の参拝の拍手くらいだな。

 

あとは、神道の分派についても図表があって、興味深かったですね。廃絶したのも多いですが。

 

それから仏教に比べて、神道はお酒飲んでも地獄や畜生道、餓鬼道なんかに転生して死後のランクが悪くならないどころか、お神酒など欠かす事の出来ない捧げものって言うのが、酒飲みの人には合うと思いました。

 

だけど昔からお葬式はお寺でって慣習から、特に信仰してもなかったのに、お酒好きだったのに、仏教式で戒名つけてもらう人もよくいますよね。

神道だと、人は死後、神になって子孫を見守るけれど。