第33代はご存じの方も多いと思いますが、
日本初の女帝・推古天皇です。
推古天皇は第30代・敏達天皇の皇后であり、
第31代・用明天皇の妹です。
即位後は、用明天皇の皇子である厩戸皇子(うまやどのみこ・聖徳太子)を皇太子・摂政に立てます。
聖徳太子は元年に四天王寺を建立(こんりゅう)し、
11年(西暦603年)には冠位十二階を制定
12年に憲法十七条を定めます。
15年 歴代天皇に倣(なら)って、神祇を敬い祀るべきことを詔(みことのり)しました。
同年 小野妹子を隋に派遣します
28年(620年)聖徳太子は蘇我馬子と共に『天皇紀』『国記』などを編纂しますが、翌年、薨去(こうきょ)します。
また朝鮮では、なお新羅との抗争が続いていましたが、任那の復興は進みませんでした。
推古天皇は75歳で崩御します。