天地開闢から諸説ありすぎる | 心の鏡

心の鏡

天の霊妙不可思議な法則、神道について書いているブログ。心の鏡とは内在神を表し、神社のおみくじの神の教に「神様の御光が我が心の鏡に映るその時、凡ての心の曇り、心の闇は晴れゆきて、広き明き御恵みを授かる事が叶う」とあったところから命名しました。

天地開闢(てんちかいびゃく)の文字がよく変換されたなぁと感心しながら、

神世七代(しんせいしちだい)から順序良く書いていきたいと考えていますが、

日本書紀の中でも登場する神々の名前や言動というか物語が微妙に違って諸説ありまして、

本文の他に一書・・・つまり現代風に言えば「また一説では」という意味ですが、

それが一つの場面で10種類もある事もあって、さらに古事記と少し違う点もあります。

 

そんな訳で、話がなかなか進まないだろうから、

最初に大雑把に日本書紀の骨格的なストーリーを紹介すると、

1天地開闢 混沌とした世界から陰と陽、天と地が分かれ神々が生まれた 

2国生み 男女の神が天から鉾で地上の海をかき回して日本の国土を生んだ 

3天照大神の御誕生 

4天照大神と素戔嗚尊の誓約(うけい)

5天岩戸 

6八岐大蛇

7国譲りと天孫降臨

8山幸彦と海幸彦

9神武天皇の誕生

ID歴代天皇紀

とまあこんな感じです。

 

それと、八百万の神々の名で、最後に~の「みこと」とありますが、

みことの漢字が「尊」と「命」と2種類あり、日本武尊(やまとたけるのみこと)の「尊」は非常に尊い方。

それ以外は「命」と書きます。

 

あと、ヒコ=彦がつく名の場合は男神、ヒメ=姫、媛、比売がつく名の場合は女神が多いです。