平山郁夫の展覧会は、何度も見に行ってるし、生誕地にある美術館、甲斐の国にあるシルクロード美術館、また、館内に平山郁夫館がある佐川美術館、も見に行ってる。
なのに、また、見に行ってしまった。
それも、横浜まで。。。
11月17日(金)
10時半過ぎ、横浜そごう。
混んでるかな?いや、それほど、混んでなかった。
今回は、絵画というより、平山氏が、シルクロードでの取材旅行で、収集してきたものなどの展示などが面白かった。
メソポタミアの地母神像(シリア)、象牙で作られたアッシリア王侯像、ドイツ隊が持ち去った中国キジル石窟の壁画断面「バラモン大臣像」など、展示を前に、ちょっと、うなる。。。
IS(イスラム国)に破壊されたパルミラ遺跡での取材ノート写真は、見ていると、破壊されてしまったのが、非常に残念な気持ち。私は、見に行ったことない、もう、見れない。。。
パルミラの遺跡の絵は、平山氏の代表作の一つでもある。
ずっと、平山氏を支えていた夫人の絵本、初めて見た。彼女も、画家であったけれど、平山氏と結婚して、筆を折っている。
平山氏との取材の旅行記や、エッセイ、など発表しているけれど、絵本はね、見たことなかった。
アフガニスタンの山の神話、アズダールの絵、こんな絵は、見たことなかったような。日本の八岐大蛇の伝説に似ているなど、おもしろいなあ、と思ったりした。
「原爆のきのこぐも」は、自ら被爆者である平山氏が、1991年に描いている。ずいぶん、長い年月のあと、描いる。ず~と、心の中にあったんだろうね。それがかえって、平和への思いの強さが感じられるような気がした。
12時ごろ、会場を後にした。
わざわざ、横浜まで来たので、定番のシューマイ買って帰った。。。