西吾妻山 鳥と花と | birds-rtcj30のブログ

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 百名山をすべて登ろうなんて、たいそれたことは、考えてもいないし、出来もしないだろうけれど、それでも、百名山に登ること、毎年、恒例にしている。

 まだ、半分ほどしか登っていないから、車はないし、長い休みは、取れないし、ボチボチ、しかムリだから。


 今年2度目の登山は、西吾妻山。

 ここは、公共交通によるアクセスもあり、ロープーウェイ、リフトを使えば、手軽?に登頂できる。時間節約のためには、ロープーウェイ、リフトの利用は、山を愛する者として情けないとは思いつつ、どうしても使ってしまう。
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 7月2日(木)

 東北・山形新幹線、つばさ121号、新庄行きで、米沢へ向かう。往復夜行バスにすれば、交通費が安上がりだけど、水曜日の晩の仕事が終わってからだと、夜行バスの時間にまにあわないので、やむなく、新幹線利用。

 米沢到着、8:20。

 9:00、米沢駅より、白布温泉駅前行きのバスに乗車。

 40分ほど乗り、終点下車。

 ロープーウェイは、定刻だと、10:00発だったが、上から降りてくる人がいるということで、10分ほど早く、出発した。

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 下界の天気は上々だったけど、山のほうは、少し、雲がかかっていた。

 天元台ロープーウェイは、5分ほどだったが、リフトは、乗りでがあった。3本のリフトで、40分もかかった。特に、第3リフト(つがもりリフト)は、夏山リフトとしては、日本最長だとか。
 
 おかげで、リフトに乗りながら、ビンズイ、コルリ、クロジ、ホトトギス、ヒガラ、ルリビタキなどのさえずりを楽しむことができた。

 10:45、最終リフトを降りて、登山開始。

 この時、山にはいったのは、私だけだった。

 登山道は、水浸しで、往生した。

 ショウジョウバカマ、ゴゼンタチバナ、サンカヨウなどの花。

 11:00、かもしか展望台。米沢市内は、見えるけれど、周囲の山などの展望は、今一つ。

 ありゃ?ウソの声だ、どこ?と思ったら、近くのシラビソの梢にいた。
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 そこを出発すると、湿原に木道が敷かれ、コバイケイソウやコイワカガミ、チングルマなど、咲き乱れていた。あちこちに池塘あった。こういう景色好きなんで、のんびりしていたかったけども、天気が崩れそうなので、先を急ぐ。

 大凹と呼ばれるところ、雪渓があった。ガイドブックなどにも、雪が夏でも遅くまで残っているとはあったけれど、木道を覆うように、残っているとは思っていなかった。

 やれやれ、雪渓を横断しなけりゃならないよ。
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 そこを過ぎると、大きな岩をよじ登るように、急登が続く。雪渓があり~の、こんな岩場があり~ので、横着して、街歩き用のウォーキングシューズを履いてこなくてよかったと思った。ロープーウェイを使えば、2時間ほどで登れるということで、登山靴は、やめとこうかと、はじめ、思っていたんだけどね。登山靴で正解だった。


 メボソムシクイや、ルリビタキ、ビンズイ、がさかんに鳴いている。
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 12:10、梵天岩に着く。天気が、すっきりしないせいか、ここも、眺望は、今一つ。シャクナゲが咲いていた。

 12:25、天狗岩。一面に大きな岩が転がっている。

 この先、山頂への道は、水たまり、ぬかるみの連続で、大変だった。

 12:40、ようやく、山頂にたどり着くも、山頂は、木々に囲まれていて、何もない。ただ、山頂を表示する、杭が立っていた。

 でも、ここで、再び、ウソを見ることができた。登頂を祝福するかのようなウソの姿に、気をよくして、あとは、西吾妻小屋を目指して、のんびりできるようなところでもないのですぐ下山。

 シラビソの梢に、鳥が止まったので、何かなと思ったら、今度はカヤクグリだった。
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 12:55、西吾妻小屋。このころ、ガスかかり気味で、時折、今登ってきたばかりの西吾妻山が見える程度だった。

 小屋のあたりにも、お花畑あり、美しい。


 再び、天狗岩、梵天岩を経由し、山を下る。振り返れば、西吾妻山。

 14:35、かもしか展望台まで、下りてきた。

 高山植物は楽しめるし、リフトなども利用できるのに、出会った登山者は、3組もいたかな?静かな山歩きだった。天気が、よくなかったからかな。でも、下界は、天気そんなに悪くなかったように思うけど。

 15:00、リフトに乗る。帰りもリフトから、小鳥たちも声、楽しめた。

 ビンズイ、メボソムシクイ、ルリビタキ、クロジなどが、別れのあいさつ代わりに、さえずっていた。ホシムクドリも姿を見せてくれた。バイバイ。

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 ロープーウェイは、16:00発。

 米沢駅行きのバスは、16:40だった。

 米沢駅到着は、17時半ごろ。

 帰りは、夜行バスにしていたので、それまで、6時間以上あった。

 いつも思うことながら、6時間もあったら、新幹線を使えば、家に帰れる…。

 米沢駅周辺は、夜遅くなってくると、人通りもほとんどなくなり、寂しかった。

 
 23:55、東京行きのバスに乗車。

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 7月3日(金)

 5:20、東京八重洲口、到着。雨が降っていた。

 金曜日の朝は、仕事がないけど、夜は、仕事に行かなければならない―。



認めた鳥

 カッコウ
 ホトトギス
 アマツバメ
 ツバメ(米沢駅)
 イワツバメ
 キセキレイ
 ビンズイ
 ヒヨドリ(米沢駅)
 アカモズ
 ミソサザイ
 カヤクグリ
 コマドリ
 コルリ
 ルリビタキ
 ウグイス
 メボソムシクイ
 キビタキ
 オオルリ
 ヒガラ
 ホオジロ
 クロジ
 ウソ
 スズメ(米沢駅)
 カケス
 ホシガラス
 ハシブトガラス
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 おもな植物 (植物は、あまり詳しくは、わかりません…)
 ショウジョウバカマ
 ゴゼンタチバナ
 サンカヨウ
 コバイケイソウ
 コイワカガミ
 シャクナゲ
 チングルマ
 タニウツギ
 コケモモ
 ワタスゲ
 ミツガシワ
 
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