![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/8b/1e/j/o0640048014438181026.jpg?caw=800)
百名山をすべて登ろうなんて、たいそれたことは、考えてもいないし、出来もしないだろうけれど、それでも、百名山に登ること、毎年、恒例にしている。
まだ、半分ほどしか登っていないから、車はないし、長い休みは、取れないし、ボチボチ、しかムリだから。
今年2度目の登山は、西吾妻山。
ここは、公共交通によるアクセスもあり、ロープーウェイ、リフトを使えば、手軽?に登頂できる。時間節約のためには、ロープーウェイ、リフトの利用は、山を愛する者として情けないとは思いつつ、どうしても使ってしまう。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/76/77/j/o0640048014438181084.jpg?caw=800)
7月2日(木)
東北・山形新幹線、つばさ121号、新庄行きで、米沢へ向かう。往復夜行バスにすれば、交通費が安上がりだけど、水曜日の晩の仕事が終わってからだと、夜行バスの時間にまにあわないので、やむなく、新幹線利用。
米沢到着、8:20。
9:00、米沢駅より、白布温泉駅前行きのバスに乗車。
40分ほど乗り、終点下車。
ロープーウェイは、定刻だと、10:00発だったが、上から降りてくる人がいるということで、10分ほど早く、出発した。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/88/26/j/o0640048014438181134.jpg?caw=800)
下界の天気は上々だったけど、山のほうは、少し、雲がかかっていた。
天元台ロープーウェイは、5分ほどだったが、リフトは、乗りでがあった。3本のリフトで、40分もかかった。特に、第3リフト(つがもりリフト)は、夏山リフトとしては、日本最長だとか。
おかげで、リフトに乗りながら、ビンズイ、コルリ、クロジ、ホトトギス、ヒガラ、ルリビタキなどのさえずりを楽しむことができた。
10:45、最終リフトを降りて、登山開始。
この時、山にはいったのは、私だけだった。
登山道は、水浸しで、往生した。
ショウジョウバカマ、ゴゼンタチバナ、サンカヨウなどの花。
11:00、かもしか展望台。米沢市内は、見えるけれど、周囲の山などの展望は、今一つ。
ありゃ?ウソの声だ、どこ?と思ったら、近くのシラビソの梢にいた。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/6b/a9/j/o0640048014438181195.jpg?caw=800)
そこを出発すると、湿原に木道が敷かれ、コバイケイソウやコイワカガミ、チングルマなど、咲き乱れていた。あちこちに池塘あった。こういう景色好きなんで、のんびりしていたかったけども、天気が崩れそうなので、先を急ぐ。
大凹と呼ばれるところ、雪渓があった。ガイドブックなどにも、雪が夏でも遅くまで残っているとはあったけれど、木道を覆うように、残っているとは思っていなかった。
やれやれ、雪渓を横断しなけりゃならないよ。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/8f/0a/j/o0640048014438181254.jpg?caw=800)
そこを過ぎると、大きな岩をよじ登るように、急登が続く。雪渓があり~の、こんな岩場があり~ので、横着して、街歩き用のウォーキングシューズを履いてこなくてよかったと思った。ロープーウェイを使えば、2時間ほどで登れるということで、登山靴は、やめとこうかと、はじめ、思っていたんだけどね。登山靴で正解だった。
メボソムシクイや、ルリビタキ、ビンズイ、がさかんに鳴いている。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/97/f2/j/o0640048014438181302.jpg?caw=800)
12:10、梵天岩に着く。天気が、すっきりしないせいか、ここも、眺望は、今一つ。シャクナゲが咲いていた。
12:25、天狗岩。一面に大きな岩が転がっている。
この先、山頂への道は、水たまり、ぬかるみの連続で、大変だった。
12:40、ようやく、山頂にたどり着くも、山頂は、木々に囲まれていて、何もない。ただ、山頂を表示する、杭が立っていた。
でも、ここで、再び、ウソを見ることができた。登頂を祝福するかのようなウソの姿に、気をよくして、あとは、西吾妻小屋を目指して、のんびりできるようなところでもないのですぐ下山。
シラビソの梢に、鳥が止まったので、何かなと思ったら、今度はカヤクグリだった。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/4b/5b/j/o0640048014438181365.jpg?caw=800)
12:55、西吾妻小屋。このころ、ガスかかり気味で、時折、今登ってきたばかりの西吾妻山が見える程度だった。
小屋のあたりにも、お花畑あり、美しい。
再び、天狗岩、梵天岩を経由し、山を下る。振り返れば、西吾妻山。
14:35、かもしか展望台まで、下りてきた。
高山植物は楽しめるし、リフトなども利用できるのに、出会った登山者は、3組もいたかな?静かな山歩きだった。天気が、よくなかったからかな。でも、下界は、天気そんなに悪くなかったように思うけど。
15:00、リフトに乗る。帰りもリフトから、小鳥たちも声、楽しめた。
ビンズイ、メボソムシクイ、ルリビタキ、クロジなどが、別れのあいさつ代わりに、さえずっていた。ホシムクドリも姿を見せてくれた。バイバイ。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/bc/e3/j/o0640048014438181410.jpg?caw=800)
ロープーウェイは、16:00発。
米沢駅行きのバスは、16:40だった。
米沢駅到着は、17時半ごろ。
帰りは、夜行バスにしていたので、それまで、6時間以上あった。
いつも思うことながら、6時間もあったら、新幹線を使えば、家に帰れる…。
米沢駅周辺は、夜遅くなってくると、人通りもほとんどなくなり、寂しかった。
23:55、東京行きのバスに乗車。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/31/ec/j/o0640048014438181476.jpg?caw=800)
7月3日(金)
5:20、東京八重洲口、到着。雨が降っていた。
金曜日の朝は、仕事がないけど、夜は、仕事に行かなければならない―。
認めた鳥
カッコウ
ホトトギス
アマツバメ
ツバメ(米沢駅)
イワツバメ
キセキレイ
ビンズイ
ヒヨドリ(米沢駅)
アカモズ
ミソサザイ
カヤクグリ
コマドリ
コルリ
ルリビタキ
ウグイス
メボソムシクイ
キビタキ
オオルリ
ヒガラ
ホオジロ
クロジ
ウソ
スズメ(米沢駅)
カケス
ホシガラス
ハシブトガラス
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/d9/1b/j/o0640048014438181529.jpg?caw=800)
おもな植物 (植物は、あまり詳しくは、わかりません…)
ショウジョウバカマ
ゴゼンタチバナ
サンカヨウ
コバイケイソウ
コイワカガミ
シャクナゲ
チングルマ
タニウツギ
コケモモ
ワタスゲ
ミツガシワ
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/23/birds-rtcj30/a6/e1/j/o0640048014438181602.jpg?caw=800)