昨年末に清掃で訪れてから、3か月ぶり2度目の訪問でした。

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前回訪れた冬よりも悪臭がキツく、
怖ろしい数のハエが飛び交っていました。
直射日光の当たる場所に残飯が盛ってあるので
当然ハエが増えるのでしょう。
口に入ったら怖いのでマスクを着用したけれど、
体が受け付けない程の臭いはマスクを通過するから
不潔な環境にいることを実感したし、
この場所から動くことも出来ない犬達の姿に泣きました。
本当に。
みんなで泣きながら、
現場で亡くなったイナバを埋葬したあと
その空になった檻の左右に並んでいる犬達を
写真に撮ったりするのは辛かった。
心の中はやりきれない思いが渦巻いていましたが、
その気持ちや悲しみに引きずられたり、
愛情だけでは状況を変えられないから
小山町多頭飼育現場の犬達の今を、
目と心をしっかり開いて見てきた。

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吠え続けるコも
うずくまっているコも
みんな個性的で可愛いお顔を見せてくれるけど、
環境は最低。
散らばっている空き容器や足元には雨水が溜まり、
汚物や生ごみなどでぐちゃぐちゃ。
不衛生さは相当なものです。
その場所に、1頭ずつ檻に入れられたまま
歩くこともなくそこに居るだけの生き地獄。

2時間程度の短い滞在の間、
狂気を含んだような迫力のある顔で
ずーっと吠え続けているコも居たけど、
写真を撮ってみたら可愛いお顔で写るんですね。
あれ?と思って何度も撮ってみたけど
どの写真も可愛いお顔で、
現場の迫力を伝えられる写真は撮れませんでした。
写真マジック。。。

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You Tube上に現場の動画があります。

どんなに想像力のある人でも
臭いや湿度、足元の感触まで
100%現場の状況を理解するのは難しいと思うけれど、
この過酷な場所で生きてきた犬達でも
保護したあとに新しい世界を知り、
順応して人と一緒に生きられることは確かです。

あの場所で野犬のまま
野垂れ死にのような最期を迎えるなんて残酷過ぎる。
一刻も早く、
犬達をあの現場から救い出そうと努力する
GO!保護犬GOの譲渡会へ、是非来てください。
少しでも興味があって
GO!保護犬GOのブログをチェックしているのなら、
飼えないからという理由だけで
譲渡会へ足を運ばないのはもったいないです。

小山町多頭飼育の現場出身のワンコ達が
里親さんの家族として
穏やかに生きている姿も見ることができます。

何度も通うと、
現場から来たばかりのコが、医療としつけ、
安心して生活できる場所を知り、
輝き出す姿を見ることができます。

保護犬の可能性を感じる人が増えれば
クチコミなどで話が広がり
現場から救い出すチャンスがきっと増える。
支援の輪が広がれば
全頭救出の日が早まるでしょう。

誰にでも出来ることはあります。
パソコンや携帯を使って情報を発信したり、
募金や物資の支援という形で関わることも出来ます。

是非是非
よろしくお願いします。

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