静岡県小山町にある犬の多頭飼育現場から
1頭ずつ引出して新しい飼い主さんを探す

わんわんGO!保護犬GOしっぽフリフリ

本気度100%のボランティア。

昨年末、現場の清掃お手伝いをしました。

写真だけでは伝わらないと思う
あの現場の空気。

足元は残飯や汚物でドロドロ。
その上を猫たちが歩き、寝そべっている。
怖ろしく不衛生で強烈な臭いの中、
ゴミの山に囲まれた数十頭の犬達は
1頭ずつ狭い檻に入れられ、
動きたくてもせいぜい1歩。
365日、ただそこに居るだけ。

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後ろの列には日が入らず、
薄暗く、異様な雰囲気。
前列は雨も風も避けられず、
直射日光が体に突き刺さる
本当に過酷な現場。

汚れでドロドロのフードボウルは
たわしでこすっても綺麗にならなかった。
大量のゴミは勝手に捨てられないから
端に寄せるだけ。

近付くと怯えて奥に行ってしまうコ、
顔を上げることもなく無関心なコ、
目が合ったり、呼吸音が聞こえたり
確かに生きているのに
犬らしさが感じられない。
その姿に心が痛んで、
あれからずっと心がモヤモヤしたまま。

台風や雷、真夏の炎天下
その怖ろしさから
逃げることも、隠れることも
仲間と寄り添い合うことも出来ず、
どんな気持ちで居るんだろうか。

私の家で一緒に暮らしているワンコ達とは
環境も表情も、全てがあまりにも違う。

檻の中でただ生かされているだけ
という状態は残酷過ぎて。

全員うちに来て欲しい!
そう思っても現実は、
現場でまず、人の姿を見ることや
首輪・リードに馴らす事から始まり、
体の垢を落として清潔にして、
今まで体験したことのなかった
家の中で過ごすこと、その安心感、
自由に歩く事やトイレを教え、
病気の治療、寄生虫の駆除など
医療に沢山のお金と時間を掛けて
それからやっと
里親探しを始められる。

現場の犬たちに里親さんを見つけて
譲渡させてもらう。
これを始められるようになるまでには
飼い主さんの信頼を勝ち取り、一任されて
保健所や県との協力体制を作ることから
進めてきたGOさんの努力があって。
その姿を尊敬して見ているだけでなく、
出来ることをもっと探さなきゃ。

譲渡会でのお手伝いや
里親探しの声掛け
この程度じゃ全然足りない。

何となくの軽い気持ちではなく、
犬達を温かく包み込んで、見守り
本気で向き合ってくれる
素敵な里親さんを引き寄せるには
どうしたら良い?

短い犬生の前半を、過酷な現場で
心を凍らせて生きてきたけれど、
そのことを忘れられるくらい
安心感に包まれて幸せに暮らせるように。
優しい人の家族として
穏やかな生活を送れるように。

日に日に、思いは強くなります。


最後にGO!保護犬GOブログからの転載

**** 今後、この子達を、里親募集するにあたり、GO!の信念があります *****

「かわいそうだから、飼ってやってもいい」
「すでに○○頭いるから、一頭くらい増えても大丈夫だから、飼ってもいい」
「注目された犬だから、ほしい」
「保護犬を迎えた」 自己満足で終わっている方。

この子達は、これから幸せになるための勉強をはじめます。
スタッフ一同、それに向けて立ち向かいます。 
人と暮らす数年は、この子達にとって、かけがえのない時間になります。

犬にも猫にも気持ちがあります。
気持ちをわかろうとしない方の 気持ちを理解する必要はありませんので・・・。
幸せな未来がみえてこない上記のような希望者様は、サクッとお断りいさせていただきます。
  
  *以上転載終わり*


是非、何度でも譲渡会へ足をお運びください。
継続的な支援は活動の力になります。
その目で犬たちの変化していく姿を見て、帰りに募金もお願いしますね♪