ホテルでの仕事を始めて、今日で5日目。

今までできなかったことが少しずつ、少しずつできるようになり、

ようやく”仕事をしている”という気分になってきました。


今まで、ディナーのメインプレートを3枚までしか運べなかったのが、

今日は初めて4枚運ぶことができました。

そのあと、みんなが言ってくれた言葉”Good girl” ”Well done!!” ”Good job!”


私はずっと”できない子”というレッテルを貼られ、

みんなをイライラさせていると感じていただけに、彼らの言葉は嬉しかったです。

今まで、笑顔も見せてくれなかった子も、笑顔で挨拶してくれました。

ここにきて、初めて仲間として認められたような・・・。


でも、4枚のプレートを持つことができたのはたったの1回。

2回目は持つことができず、残念な気も。

でもあれは、ミラクルじゃないってことを次の仕事で証明してみせます!!!!

たった1回持っただけなのに腕も手も指もほとんど死んでしまった状態で、

片付けも満足にできなくなってしまいましたwww

改めて、みんなはすごいなーーーーと感心してしまいます。


明日はOFF!!!

少し、体を休めて来週からも頑張る!





このホテルで働き始めて3日目。

少しずつ自分の置かれている状況を理解し始めて、

やるべきことが見えてきた感じ。


ホテルの朝食はとても早い。

宿泊客の朝食が終わって、すぐディナーの準備をしてあっという間に11時を回ることもあります。

そして、夕方くらいからディナーが始まり夜11時くらいに勤務終了。そして就寝。

朝食と夕食の間に少し間ができるので、

多くの人はその間に少し睡眠をとっているようです。



こんな生活をし始めて思ったこと。

・・・・・・ん???1日の中に2日ある感じがする。



世界中、時差はあっても必ず平等に時は流れ続けていると思っていました。

どんなに楽しくても、辛いことがあっても1分1秒、変わらず同じ時間。

でも、人の生活スタイルによって、価値は変わってくるのだと改めて思いました。

では、世界中、どんな人でも価値が変わらない物って何だろう?

なんてことを考えていたら、眠れなくなってしまいました。

人って寝なきゃ、寝なきゃって思うほど眠れないものですよね。

こうゆう状況でもらえる友の声は、私にとって大きな支えとなる。


子供のころは「なんでも自分でできる」「誰にも頼らない」ことをカッコいいと思っていた。
でも今はまったくその逆。
「なんでも自分でできる」というのは、確かにすばらしいこと。
しかし、それはそれでいつの間にか自分の周りから人を遠ざける結果にもつながっていった。




思えば、子供のころ「なんでも自分でできてすごいね」とよく親に褒められていた。
単純な私は、褒められれば褒められるほど有頂天となり、
なんでもかんでも自分の力でどうにかしようと必死にもがいていた。
たとえそれが小さな子供の力ではどうにもならないことでも。
ある意味では無敵だったのかもしれない。
・・・あの頃の私は、私を褒めてくれる母の言葉に支えられて、

誰にも負けない力を手に入れていた。


子供のころにできたことなら、今でもできるのではないだろうか。
誰かの温かい一言が、私を支える大きな力となるはずである。


本来、私は負けず嫌いだと自負している。
今回、誰も私のことを知らないこの場所に来て、言葉もまともに通じないこの職場で、
友からもらった言葉は、私を支えてくれるだろう。
間違いなく。



このことに気づくことができて本当によかった。

とりあえず今は、「根性」と「気合い」で、この状況を乗り越えて見せる!!