２０１７年３月、息子、小学４年生

岡部先生や、息子の学校の図書館司書の先生から、頻繁にクラスの様子を聞いていました。

担任が変わっても、全く改善されることはないようでした。

息子は目に見えて、暗くなりました。

新しい担任の先生が来て、息子は勉強できる環境になるのではと、期待していました。

それが、1ヶ月で裏切られ担任の先生が逃げたように感じたのかもしれません。

次の担任の先生もクラスを抑えられない、、、。

期待した分だけ、息子の心は折れてしまったように思えます。

そして、ついに「お母さん、どうしても学校に行かないとダメ？ぼく、もう学校に行きたくない」と、わんわん泣きながら言われました。

事情を知っているだけに、無理強いはできませんでした。むしろ、今までよく頑張ったと思います。

「お母さんは仕事休めないから、ひとりで留守番になるけどそれでもいい？」と聞くとうなずくので、そのまま学校を休ませました。

学校に電話すると、教頭先生が出ました。

「息子が学校に行きたくないと泣きながら訴えるので、今日は休ませます。」

と正直に言いました。

すると、思いがけず教頭先生から「(息子)くんの気持ち分かります。無理させないでいいですよ。担任には伝えておきます。」と言ってくれました。

そして、私は自分の勤務先の校長先生に、今朝の息子の事を相談しました。

勤務先の校長先生も同じようなことを言ってくれました。

「(息子のクラス)のことは、校長会でも話題になっています。私の経験からすると、もう今年度の立て直しは難しいかもしれません。

こういう場合は、本人が行きたくないなら行かせなくてもいいと思います。真面目なお子さんは教室に居るのも辛いでしょう。」と。

現場の管理職が揃って同じことを言うぐらい、荒れてしまった息子のクラス。

かといって、このまま不登校でいいのか？

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学校に行けない