２０１７年、息子、小学４年生の３学期。

新しい担任の先生は、驚くことに、約１ヶ月で辞めました。

理由は「家庭の事情」だそうです。

とうとう、保護者はその担任の先生の顔を見ないままでした。

結局、サポートに入っていた数学専科の先生が担任になりました。

サポートに入っていても、学級崩壊を止められなかった先生です。

当然、担任になっても子どもたちはもうその先生には慣れきっています。

表現は悪いですが、既になめていました。

ところで、息子たちの学校では、４年の３学期のPTAでは「２分の１成人式」を行うのが通例になっています。

娘の時は、体育館で大掛かりなものが開催されました。全員合唱と共に親に対する感謝の言葉や、将来なりたい職業の発表など。

事前に幼い頃の写真を集めて思いでアルバム作りもしていました。そして、親への手作りプレゼントや、手紙などもありました。

しかし、息子の時はそれどころではありません。

もう１つのクラスの方はなんとかクラス運営は出来てたようで、２分の１成人式はするようでした。

しかし息子のクラスとの合同は無理みたいで、PTAの時に各クラスの教室で行うことになりました。

直前になって、保護者から子どもへの手紙の依頼がありました。

PTA当日は子どもたちから、親への手紙を読む予定のようでした。

しかし、その２分の１成人式は行われることはありませんでした。

PTAの前日(前々日？)にインフルエンザの児童が数人出て、クラス閉鎖となったのです。

いろんな思惑もあったと思います。

隣のクラスは予定通りPTAがあり、２分の１成人式もしました。

息子のクラスは振り替えですることもなく、そのままでした。

きっと親からの手紙も揃わず、子どもからの手紙も出来上がってないような気がします。

後から息子に「PTAで読む予定だった手紙はお母さんにくれないの？」と聞いたら、「書いたというか、、、」とものすごく言葉を濁されました。

なんとなく深追いしない方がいいような気がしたので、結局そのままです。

そして、とうとう息子は学校に行けなくなってしまします。

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２分の１成人式さえも