roroと私のハグ | NIKKA-BOKKA 

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子育ち講座を修了した母親の実践や気づきを綴っています

4月11日(木)

 

3~4カ月に1回くらいのペースでしょうか。

東京に暮らしているroroが、時々家に帰って来ます。

ひとりで帰ってくる時もあれば、一緒に暮らす彼女(Sちゃん)と一緒に来ることも。

(東京の家賃が高いのもあるのかな、うちの子らはパートナーと一緒に生活してます)

いつもその目的の半分は、チーバ君エリアのどこかへ遊びの計画を立ててやってくるので、

昼間は外に出かけてしまい、夜だけちょっと寝泊りさせてねって程度の滞在です。

 

でも、帰ってくると必ず自ら母屋の仏壇に手を合わせに行きます。

そうしなさいと親の方から言ったことはないんですが、本人曰く、

「やっぱオレ守ってもらってんだなぁって思うことがちょいちょいあって。」

「長く帰ってないと、そろそろ手、合わせに帰んないとなって、

 なぜかそう思うんだよね。あーなんかスッキリした~。」

 

私、ちょいちょいあって?の中身が気になりつつも、

それも含めてこうして無事でいられることを、

roro自身がそう感じて、そうしているんだなぁ~と思いながら、

何も訊かず、言わず、そんな息子を静かに見守っています。

 

そしてもう一つ、roroが毎回東京に戻る際にやるのが、

「オカン、またね。」と言いながら私をハグすることです。

これは、カナダに留学したあたりからroroが毎回やるようになりました。

以前その時の物語をブログにも書いたような気がします。

なんだろう、僕はそうすることに決めたんだというような意思を持って、

roro自身がとても大事にしている儀式のようにも感じます。

 

帰り際「オカン・・・」と私に寄って来て、

「またね。行ってきます。」と言いながら大きく腕を回し私を抱きしめてくれます。

「またね。いってらっしゃい。」と返しながら、抱きしめ返す私。

昭和育ちの私、最初はちょっと緊張したり、テレたりしたけれど、

この子は小さい時からこうやってどストレートに愛を表現してくる子だったから、

roroらしいっちゃ、らしいなと思って、そうゆうとこ全然変わってないなと思って、

それがちょっと嬉しくて、抱きしめられるがままに抱きしめてもらっています。

なにも言葉はないけれど、息子が母親を大事に思ってくれていること、

同じように母だって、どんな時も息子をそう思っているを数秒のハグに込めて。

いつの間にか私にとっても、roroとだけ交わす大事な儀式になりました。

 

そういえば・・・昔、roroが中学生の頃だったかな。

「自分の母親を大事にできないヤツは、彼女も大事にできねぇヤツだ」とかなんとか、

生意気なことを言ってたことがありましたっけ。

でも、roroはほんとにそう思って、今もそうしているんだなと気づかされました。

そうだね・・・あなたなら彼女のことも大事にできるし、きっともうそうしてるよね。

 

(追記)

Sちゃん、いつ泊まりに来ても美味しそうにご飯を食べる健康的なお嬢さんです。

「あ~美味しかったぁ~。ごちそうさまでした~。」って毎回い~い笑顔で。

ご飯をおいしそうにほおばり、遠慮なくおかわりもするSちゃんのことを

夫が一番気に入ってるみたいで「娘がひとり増えた」なんて前のめりに呟いています。(笑)