1月15日(月)
急用が入り、後半終わりかけの頃に少しだけ参加させていただきました。
質問タイムだったようでした。
☆10年日記、母親卒業の儀式・・・☆
自慢できることではありませんが、
日記も母親卒業の儀式も、
私自身は自分の性分に合わず、やらずに終わりました。
でも、どちらもあくまで遠藤さんからの提案のようなもので、
必ずやってね!ということではなかったので、
元々日記というものが苦手だった私は、やろうとしてみたものの
なんだかイヤで続きませんでした。
実践主義といいましょうか。
やり続けていくことで自分の中にも子の中にも
きっと何かしらが残っていくだろう、
どこかでそう思っていた気がします。
日々、子の言葉をまねで返したり、
生活の指示を出したり、ねぎらったりしながら、
子の育ちを見守り、祈るように励まし、
そして我が子の物語を見つけ、
時に語り返しながら過ごしてきたそのこと自体が
文字にならない日記として、
子の中にもちゃんと入っていたんじゃないか・・・?
残ってきたんじゃないか・・・?
「特別なことがなくてもさ、オレなんだか毎日しあわせだったんだよね。」
成人した息子roroが、いつだかそんなことをポロっと言ってくれたことで、
私はそう感じたのでした。
日々受け止めようとしてきた思い、
投げかけてきた親の思いを、
子は子で、ちゃんと受け取って育ってもいるんじゃないでしょうか。
☆1歳のお子さんを取り巻くご家族との関係・・・☆
私も夫の両親、祖父と同居の環境で子育てが始まったので、
あれこれと横から色々言ってくるじいちゃん、ばあちゃんには
つい自分の育児を邪魔されているような気持ちになって、
イライラすることが日常でした。
でも、子育ち講座を受講し、「母親と子の関係性がしっかりしていれば、
周りの家族が何を言っても関係ありません!」と遠藤さんに言われ、
そこから私自身ドーンと揺らがず構えられるように。
でも本当にそう!
どんなにじい、ばあが、孫を自分に手なずけようとしたって、
子自身がイヤなら自分で逃げてくるし、近づこうともしなくなるし。苦笑
子は何があろうと母親が一番なんですから。
そして、お子さん自身が日々育とうとしています。
1歳の言う「失敗しちゃった。」は、現象そのものを指して言っているに過ぎません。
だから自分はダメなんだとか、そこまでの思慮はまだないはず。
それに、今目の前に起きている失敗は、
あっという間に次々に失敗しないでできることに変わっていきます。
そこに現れるお子さんの育ちを喜ぶ日々にしてくださればと思います。
同居期間の長かった上の子、娘のyayaが小学生にあがった頃だったでしょうか、
私がじいちゃん、ばあちゃんが口うるさくて嫌だったと昔の愚痴をこぼした時に、
「でもお母さん、じいちゃんもばあちゃんも悪気はなかったんだよ。
yayaがかわいくてそうやって言ってくれてたんだって、yayaは知ってるよ。」
と言ったのでした。
☆新学期が始まってのお子さんへの指示?命令?強制?・・・☆
朝の支度でぐずぐずされると、
ついつい指示がほぼ命令口調になってしまってというお母さんのお話でした。
もちろん、こちらが思うように支度が進まない子に対して、
やんわりおだやかになんて指示出してられないですものね。
「こらーーー!さっさとせいっ!!!」
そりゃ、カミナリの一つや二つ落としちゃいます。
我が家の気質の違う、娘と息子。
娘は寝起きが悪く、朝の支度も超スローモー。
着替える服一つもいちいち悩んで、とにかく時間のかかる子でした。
下の息子は、寝起きが良くて、支度もスピーディー!
さっさと自分の洋服箪笥から今日着る服を迷いなくササっと選び着替え、
朝ごはんもちゃっちゃと食べて、元気に飛び出して行く子でした。
ここまで違うと、やっぱりその子に合った、その子にとってやりやすい環境や
方法を考えてあげることも工夫の一つかなと私は考え直しました。
朝がスローモーな娘には、前日の夜に明日の朝着替える服を一緒に選び、
彼女専用のかごを用意し、そこに入れるようにしました。
すると、朝多少ぼんやりしていても、目の前に着替える服が揃っていることで
動作が次に進みます。本人もやりやすそうでした。
毎日同じ指示を出されても、お子さんがなかなか動作に移らない場合、
「イヤだ」と言って、ただ単にやりたくないということの他に、
それをやるのにやりづらい動線になっていないか?
本人がわかりにくい、取りづらい場所にそれが置かれていないか?
指示以前に、ルーティン化しやすい環境の工夫も視野に入れてやると、
ちょっとのことでお子さんがスッと動くこともあるかもしれません。
ほんの少しの参加でしたが、あらためて思ったのは、
理論は理論としてもちろん大事なんだけれど、
そこからの実践は、母親自身が自分にあったやり方の創意工夫、
そしてお子さんひとりひとり、その子にあった育ちを手伝う創意工夫を
お母さん自身が見出していくことも、
子育ちの実践として楽しんでってくださればと思いました。
あんまりカチコチに考えないで、
お子さんと暮らしている日々そのものを愛おしんでくださればと願っています。