こんにちは。
Bird Breeding ときいろの飼育員です。
生き物の世界を見ていると、改めて自分が日本人で良かったなと思う機会が沢山あります。
日本では、外来種に悩まされている例が思いつくだけでも数例。ブラックバス、アカミミガメ、タイリクバラタナゴ(分かるかな)、アライグマ、マングースなどなど。
日本は物理的に閉鎖的な環境だったから、生き物は優しく育ちました。人間だって、日本人は奥ゆかしさや和を美徳とします。
海外から来た生き物や文化は、熾烈な競争を生き抜いてきたサバイバル能力が非常に高いもの。どうしても“競争”という点では少し劣ってしまうのは仕方が無いのかなと思います。
それでも、私は日本のそこが良い。
今日のタイトルの「ソサイエティ・フィンチ」はまさにメイドインジャパンのフィンチ。
ジュウシマツです。
ソサイエティ(社会)という名がついたフィンチ。喧嘩せず、仲良く巣に入ることから「十姉妹」という漢字が当てられたのも有名ですね。
ジュウシマツは日本で生まれました。
野生のジュウシマツはいません。
コシジロキンパラという野鳥が祖先だと言われています。
英語で○○フィンチと名を付ける場合、だいたいが身体的な特徴が入ります。色や模様や尾の長さなどです。
でもジュウシマツは内面的な特徴が名前になっています。
日本は和を重んじ、譲り合うことを良しとしますが、ジュウシマツはその通りの性格が名前になっています。
ジュウシマツもとても優しく、なんでも受け入れてくれます。これが古来より日本人によって引き継がれてきた心なんだなと、ジュウシマツをお迎えしてから何度も思いました。
早速今は抱卵中。
来週か再来週には雛の顔が見えそうです。
最初の雛は我が家に残すか、希望があればどなたかに譲るか、今はまだ結論が出ていません。
でもこの優しい小さなフィンチから、日本で何百年も引き継がれてきた思いを感じて欲しいと思いますので、気になった方はコメントでもメッセージでも、下の問い合わせからでもコンタクトをお願いします。
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