人とのコミュニケーションでは
「相手を理解する」ことが大切だと
よく言われます。
そこで今日は「相手を理解する」時
に陥りがちな罠について書いていきます。
・爬虫類の脳
・哺乳類の脳
・霊長類の脳
この3つの脳で構成されていると
言われますがそれぞれ以下のような働きがあります。
〈爬虫類の脳〉・・・闘争と逃走
最も古くから使われてきた脳の
はたらきです。
たとえば、会社で上司からキツイことを言われて反応が分かれることがあると思います。
カッとなって上司に楯突くのが「闘争」
嫌になって仕事を放棄する、上司のもと
から逃げ出すのが「逃走」です。
〈哺乳類の脳〉・・・感情
次が「感情」です。
先ほどの例から見ると、会社の上司から
キツイことを言われて悲しくなることや
怒りを覚えることがこれにあたります。
上記の「闘争」と違って怒りが表面化
しておらず、あくまで気持ちを抱くことが
これにあたります。
〈霊長類の脳〉・・・理性
これが最も人間らしい特質と言えると
思います。
たとえると会社の上司からキツイことを
言われても、実際に何がいけなかったのか
省みたり。問題を解決するためにロジカル
に考えることなどがこれにあたります。
どれが優れているかが大切なのでなく
重要なのはこの3つの脳が統合して
うまく機能しているということです。
もしあなたの赤ちゃんが何者かに
襲われそうになれば冷静に考えてる暇は
ありません。
我が子のために戦うか、力が及ばない
ので赤ん坊を抱きかかえて逃げるかの
どちらかを選ぶはずです。
もちろん、その時に冷静さを失うことで
より危険な状況に追い込まれることも
あり得るでしょう。
また、冷静に考えるばかりで自分の感情を
感じられなくなれば、感情を抑圧すること
で自分が何をやりたいのか、目指したい
のか分からなくなります。
ですので理性と感情、闘争と逃走といった
3つの反応がバランスよくあることが重要
なのです。
しかし、ある状況だと3つの脳が
切り離されて、更には最も古い爬虫類の脳だけしか機能しなくなります。
その状況とは・・・
強烈なストレスを感じた時です。
ストレスによる弊害はすでに多くの研究で
発表されていますが
この3つの脳が分離されて、うまく
機能しなくなるのもその一つです。
上司からキツイことを何度も言われたら
さすがに腹が立って手を出したくなるし
逃げ出したくなるとも思います。
そのような状況にある時
私たちはコミュニケーションで大切
な「相手を理解する」ことができなく
なります。
でもどのような意図でそんなことを
言っているのか一度立ち止まって
考えることが大切です。
僕も好戦的になったり、チキンになることもあったりするので、常日頃気を付けていきたいものです。